海外のクリスマス料理が可愛い!星のタルト、ミルク粥などお勧めフィンランドメニュー (1/2)
クリスマスも近くなると、色々な所からクリスマスソングが流れ、デコレーションやイルミネーションも増えて温かい雰囲気が伝わってきます。
今回は本場フィンランドの可愛いクリスマスメニューをご紹介します。
フィンランドでは、ジンジャークッキーは子供の頃から親しみのあるクリスマスのお菓子。
特に丸い花びらの、可愛い形のクッキーは定番中の定番です。
クッキーや生地はお店でも簡単に購入出来ます。
手作りをしたい方用には、ジンジャークッキー用のスパイスも売っています。
スパイスの効いたクッキーが好みの人は、スパイス別に購入し配合をします。
濃い目の色合いにするのが好きなので、コクのあるダークシロップを使ったりブラウンシュガーを使います。
日本でダークシロップが入手しにくい場合は、黒蜜で代用すると近い味になります。
フィンランドでは子供達が小さなうちから、家庭や幼稚園等でジンジャークッキーを焼いています。
たまに生の生地を摘み食いしながら出来上がったクッキーは、そのまま食べたり、穴を開けて紐を通してクリスマスツリーの飾りつけにしたりします。
また、ジンジャークッキーハウスを作ってシュガーアイシングをし、クリスマスが終了する1月6日まで飾って楽しみます。
これだけではなく、最後に豪快にハンマーで叩き割ります。
そのため家中は、クリスマス期間が終了するまで毎日スパイスの良い香りがするのです。
意外と思いきや、食べてみると美味しいのがブルーチーズとジンジャークッキーの組み合わせです。
ジンジャークッキーの上にブルーチーズを乗せて食べるのですが、スパイスがチーズのコクと香りに合わさって美味しいのです。
ワインも加わると更に良いでしょう。
沢山余ってしまったジンジャークッキーは、粉々にしてバターと混ぜ、チーズケーキやムースケーキの底部分のクッキー生地として使われるのも珍しくはありません。
スパイスの味がアクセントとなって美味しいのです。
フィンランドでは2月に食べられている伝統のお菓子があるのですが、その生地にも余ったジンジャークッキーが使われています。
色々な活用法のある便利なクッキーです。
星型をしたパイも、クリスマスには欠かせないお菓子です。
甘みの少ない生地で出来ていて、プラムジャムやシナモン味の効いた林檎ジャムが乗っています。
パイシートやジャムもタルト用に売られています。
星のタルト用のカッターもあって、こんな風に切り込みが入り、生地の四つ角を中心に合わせると星の完成です。
ジャムを乗せてから生地を折り込む人、生地がオーブンで開かないように折り込んでからジャムを重しとして乗せる人と、様々です。
星は伝統的な形ですが、他にもプレゼントボックスのような可愛い形もあります。
甘みが控えめで素朴な味が、まさにフィンランドらしいです。
一年中を通して、プッラ(pulla)と呼ばれているカルダモン味の効いた柔らかい菓子パンがあります。
クリスマス時期になると、義理のお母さんはプッラの生地にプラムジャムを挟んで、クルクルと巻き型に入れ焼いたお菓子を作ります。
彼女が小さい時から、このお菓子はクリスマスの時に彼女のお母さんが焼いていたそうです。
ジャムが間に入っているので、凄くしっとりとした美味しいお菓子です。
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フィンランドの北の小さな村ラーヌヤルビに住んでいます。
五感を感じながら、ゆっくりとした生活を心がけています。
● Kassun koti HP
http://www.kassunkoti.fi/
- 我家ではフィンランドで田舎暮らし体験をしたい方のホームステイを受け入れています。
● 日々の暮らしが分かるブログ Kippis! from Finland
http://kippisy.exblog.jp/
● 北欧雑貨のお店 Kassun kauppa
http://kkauppa.exblog.jp/
- 北欧レトロ雑貨や布の販売
- 個性的な柄の布を使ってテキスタイル用品を縫い販売
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