タルトやジャムなど食べ方満載!「ルバーブ」の味を引き出す美味しい夏レシピ (1/2)
北欧フィンランドには、寒いイメージがある方も多いかと思います。
「夏はあるの?」と聞かれる事もしばしばありますが、きちんととあります。
「kesäkuu」という6月は夏の月、干草作りをする7月は、「heinäkuu」といって一番夏らしい月です。
「elokuu」といって生命を意味する8月は、収穫の時期でもあります。
北フィンランドは別名ラップランドと言われていますが、暑い日は30度を越す日もあります。
ラップランドの夏は白夜になりますので、植物も太陽を沢山浴び、元気に育つ時期です。
フィンランドの古くからあるお家へ行くと、庭にこんなに立派な植物が生えている光景をよく目にします。
これは何の植物か、ご想像がつきますか?
一見、フキのように見える植物の正体は「ルバーブ」です。
茎が緑や赤い色をしていて大きく、立派な葉があります。
ラップランド地方ですと、雪解けが完全に終わる5月頃に、地面から顔を出してきます。
フィンランドの厳しい冬にも越冬する、とても強い植物です。
「庭に沢山生えすぎていて、食べきれないので取りに来て欲しい」。
こんな嬉しいお誘いを受けることも、少なくはないのです。
スーパーや青空マーケットでも、茎のみの状態のものを購入することができます。
ルバーブが出回る時期になると、夏が始まるサインでもあります。
日本では、インターナショナルマーケットや明治屋、地元の野菜売り場などに売られていることが多いです。
ルバーブの種は簡単にお店で買えるのですが、大きくなるまでに何年もかかりますので、株分けをして貰うのが一番のお勧めです。
ルバーブは、1つの株から何個も茎が出ています。
取るのは簡単で、ナイフもハサミも要りません。
茎を両手で持って上に引っぱると、「パキッ」と根元から取れます。
葉は毒があると言われ、食用には向いていません。
手で引き抜いた後は、葉の部分と根元をナイフで切り落とし、綺麗に水洗いをします。
こんな感じに茎の根元が赤い色をしています。
中には赤みが少なく緑色のルバーブもありますが、味の差はないようです。
生で食べるにはビックリするほど酸っぱいうえ、ルバーブにはシュウ酸が多く含まれているので、必ず熱を通します。
硬い茎も火を通す事によって、とろける柔らかさになります。
一番人気の食べ方は、ルバーブをふんだんに使ったルバーブケーキやパイではないでしょうか。
バターケーキ生地の上に1cmのサイコロ形に切ったルバーブを敷き詰めて焼くと、甘酸っぱい味の初夏のケーキが楽しめます。
このケーキは、焼いた翌日には味が更に染み、もっと美味しくなります。
酸っぱいルバーブは、苺とも相性が抜群です。
サクサクとしたクッキー状の生地の上に、ポテトスターチと砂糖をたっぷり絡めたルバーブと新鮮な苺を敷き詰めて焼くと、トロトロの中身に変身。
熱々を、アイスクリームやカスタードソースと一緒に食べると、まさに至福の時です。
他にも保存がきくジャムや、ルバーブを煮崩して砂糖を加えポテトスターチでとろみを付けたルバーブスープも定番です。
赤みが強い部分を使うと、とっても綺麗なピンク色のジュースも出来ます。
冷たい水、もしくは炭酸水で割って飲むと、ルバーブの爽やかな味を生かした、暑い夏にぴったりの飲み物になります。
ルバーブは新鮮なうちに小さく切って袋に入れ、冷凍保存も可能です。
ジャムに使う場合は自然解凍をし、ケーキに使う場合は冷凍のまま軽くポテトスターチを絡め焼くことも可能です。
|
|

フィンランドの北の小さな村ラーヌヤルビに住んでいます。
五感を感じながら、ゆっくりとした生活を心がけています。
● Kassun koti HP
http://www.kassunkoti.fi/
- 我家ではフィンランドで田舎暮らし体験をしたい方のホームステイを受け入れています。
● 日々の暮らしが分かるブログ Kippis! from Finland
http://kippisy.exblog.jp/
● 北欧雑貨のお店 Kassun kauppa
http://kkauppa.exblog.jp/
- 北欧レトロ雑貨や布の販売
- 個性的な柄の布を使ってテキスタイル用品を縫い販売
|
|