マグカップで可愛く♡フィンランド流ロールケーキの作り方レシピ
フィンランドでは家庭で簡単に作れるお菓子が数多くあります。
細かい事は気にせず大雑把にササッと作れるお菓子。
その1つに「kääretorttu:ロールケーキ」があります。
ロールケーキは巻くのが難しいと思う方が多いかもしれませんが、フィンランドならではの面白いコツがありますので楽しく出来ますよ。
お菓子作りはどうも苦手という方でも、是非チャレンジして下さいね。
材料はこちらになります。
- 卵/グラニュー糖/小麦粉・片栗粉/ベーキングパウダー
- お好みのフィリング(例:ジャム・生クリーム・ベリー)
- ビニール袋もしくはタッパー/ロールケーキ生地よりも大きいクロス1枚/ベーキングシート
お菓子作りは分量が正確ではないとダメ!
確かにそうかもしれませんが、あまり神経質にならず、今回はマグカップがあれば大丈夫です。
分量は1:1:1:1です。
オーブントレー約32cm×32cmの場合、マグカップに卵を4つ割り入れます。
写真のマグカップは約2dlですが、飲み口から2cm程のところまで卵が入りました。
もう1つのマグカップに卵と同じラインまでグラニュー糖を入れます。
同じように、3つめのマグカップにも同じように卵と同じラインまで粉を入れ(薄力粉半分・片栗粉半分)、更に小匙1のベーキングパウダーを入れます。
これで全ての材料が同じ目盛りまで入りました。
フィンランドのオーブントレーは大きめですが、お使いのトレーに合わせて卵を調節して下さい。
小さ目のトレーの場合、卵を3つ、もしくは2つに減らし、グラニュー糖・粉は卵の量の目盛りを基準に同じように測定すれば大丈夫です。
ベーキングパウダーも小匙2/3もしくは1/2と加減すれば大丈夫です。
粉をビニール袋に入れ空気を入れ風船のようにし袋の口を縛り数回、上下に振ります。
袋がない場合タッパーに粉を入れて蓋を閉め、同じように上下に振ってみて下さい。
これで、粉を混ぜる時にダマにならなくて扱いやすくなります。
オーブントレーより大きめなクロスにグラニュー糖をまぶします。
グラニュー糖はマグカップより大匙1-2程とったものを使用して下さい。
ふりかける目安はロールケーキ生地と同じくらいの面積です。
クロスに直接、グラニュー糖を?と驚きかもしれませんが、気にせず楽しみながら、まぶしてくださいね。
あとは普通のロールケーキ同様、ボールに卵を入れ湯銭にかけながら少しずつ砂糖を入れながらミキサーで生地をふんわりと仕立てます。
リボン状になるまで、しっかりと泡立てて下さい。
その後、粉類を入れ気泡を潰さないようにヘラでサックリと、空気を入れながらツヤが出るまで混ぜます。
オーブントレーにベーキングシートを敷き、生地を静かに流します。
250度に温めておいたオーブンで10分程、表面が茶色くなるまで焼きます。
生地が焼けたら必ず熱いうちに焼き色の付いた方をグラニュー糖を敷いたクロスに置きます。
そうする事によって巻いた時にグラニュー糖が落ちずにキラキラとした表面になります。
その後すぐにベーキングシートを剥がし、剥がしたシートはまた生地の上に置いてクロスごと優しく、ふんわり巻いておきます。
荒熱が取れたら丸めた生地を戻しフィリングを塗っていきます。
フィンランドのロールケーキで最もシンプルなフィリングは生地にジャムを塗って巻いたものや、ジャムを塗った上に更に「生クリーム&rahka」という、水切りヨーグルトのような乳製品を混ぜたものを塗るのがオーソドックスです。
今回はブルーベリージャム・生クリーム&rahka、更に森で摘んだブルーベリーを入れて巻いてみました。
下に敷いたクロスを巻き、簾のように使いながら生地を巻いていきます。
下準備の時に、ふんわりと巻いておいたので巻きやすいと思いますよ。
巻き上がったら冷蔵庫で保存します。
翌日は味も染みてより美味しくなります。
キラキラと表面に付いたグラニュー糖も、溶ける事なくさり気ないアクセントになって、コーヒーのお供にとっても合います。
是非、楽しみながら作って下さいね。
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フィンランドの北の小さな村ラーヌヤルビに住んでいます。
五感を感じながら、ゆっくりとした生活を心がけています。
● Kassun koti HP
http://www.kassunkoti.fi/
- 我家ではフィンランドで田舎暮らし体験をしたい方のホームステイを受け入れています。
● 日々の暮らしが分かるブログ Kippis! from Finland
http://kippisy.exblog.jp/
● 北欧雑貨のお店 Kassun kauppa
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