鶏肉というと「もも肉が好き」という方が多いですね。

むね肉というと、安いけれどぱさぱさで美味しくないと敬遠されがちですが、実は秘めたるパワーをもった非常に優秀な食材なのです。

是非その秘密を知って、安いむね肉を大いに活用しようではありませんか。

皮には脂肪が多く含まれますが、皮を取り除くと低脂肪・高栄養の女性に嬉しいお肉です。

注目したい栄養素として、鶏むね肉にはアミノ酸（タンパク質）の一種「イミダペプチド（イミダゾールジペプチド）」という疲労回復物質が多く含まれています。

渡り鳥が長い間羽ばたき続けることができるのは、この成分によると言われています。

抗疲労作用だけでなく抗酸化作用もあります。
1日200mgを摂取していれば、その効果が期待出来ると言われています。

また、胸肉はバランスのよいタンパク質・低脂肪でさらに消化吸収も抜群です。

鶏むね肉で作る鶏ハムは、そのままでも料理にも使え、とても便利です。

作り方も簡単なので、誰でも失敗なく作ることが出来ます。

むね肉1枚で、1本作ることが可能です。

先ずは、厚めに切ってマヨネーズをつけてそのまま食べてみてください。

カットしてハムステーキにするのもお勧めです。

煮ても焼いてもなかなか硬めの肉質ですが、以下の方法を行うと、柔らかな食感となります。

有名スーパーチェーン直伝。

30分ほどぬるま湯や水に浸けておくと、柔らかくなるそうです。

個人的に1番成功率が高かったものです。

ジップロックに鶏むね肉をそのまま入れ、塩コショウなどの調味料も入れて揉みこみます。

そのまま1日～2日ほど冷蔵庫で寝かせておくと、柔らかくなります。

なお、鶏むね肉をあらかじめフォークなどで刺しまくると、味が染み込みやすくなります。

煮すぎや焼き過ぎは肉が硬くなります。

鶏むね肉はフライパンの最後に投下するように調整するか、茹でる場合は火ではなく余熱でじっくり仲間で火を通すようにすると、しっとり仕上がります。

鶏むね肉だから美味しく頂けるメニューもあるのです。

ぜひどちらも試してみてくださいね。