家に帰ると旦那が疲れてる!夫が仕事で疲れている時、妻ができるベストな言葉&嫌われる励まし方

お疲れモードの男性を上手く励ます方法と、やってはいけない励まし方を紹介。仕事や人間関係で、彼氏や夫がお疲れ気味なときは、彼女や妻からの励ましの言葉で癒す!

執筆者: 桜井 涼 職業:メンタルケア心理士、コラムニスト
お疲れ気味かも?頑張る夫や彼氏を励ましてあげたい!

こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。

会社で嫌なことがあったり、人間関係に悩まされたりと、日常の中にはさまざまなことが起こります。

そんな時は、心身共にどっと疲れが押し寄せて、表情や雰囲気に表れるものです。

 

 

心の疲れは、寝るだけでは癒えない。

体の疲れは、寝るなど体を休めることで癒えます。

一方、心の疲れは、励ましや癒やしの言葉で癒えることもあります。

 

疲れた男性に効くのは、妻や彼女からの言葉!

今まで経験から、男性は特にその傾向が強いように思います。

特に、妻(彼女)のように信頼を置いている人からの言葉は、夫(彼氏)の心の疲れの和らげるのに、格段に効果があります。

 

そこで今回は、男性が疲れているときにかけてあげたい、いくつかのポイントを抑えた言葉をご紹介します。

男性を癒して励ます効果的な言葉とは?

男性は、どうしても心に譲れないプライドを持っています。

ですから、人に弱みを見せることができず、無理をしてしまいがちです。

 

ただし、相手が妻や彼女という立場なら、話は別です。

むしろ、「弱いところを受け止めてほしい」という気持ちを持っているようです。

 

こんな時に必要な励まし・癒やしの言葉は、『感謝・共感・褒める』です。

例を挙げてみますね。

 

感謝
「いつも私達のために頑張ってくれてありがとう!」


「ありがとう」の言葉は、疲れた男性の心にはかなり心に響くそうです。
「私達」という言葉は、既婚者であれば家族という意味合いになりますし、付き合っている段階なら2人のためとなります。


嫌な仕事や困った人間関係は、大事に思っている人のために頑張って乗り越えているという思いが少しはあるはずです。

例えば、旅行やデートなど楽しませてくれることがそうですよね。

そこを思い切って、感謝の言葉として表しましょう。

 

ラインやメールなど、文字にしてあげるのも効果的です。

 

共感
「悩んでいることがあったら私にも聞かせて、ね」


悩みがあっても話せないでいる男性は多いようです。

「話、聞くよ」も悪くはないのですが、上から目線で言われていると感じさせてしまうこともあるでしょう。

 

気を使わせてしまうのではないかと思って、言えないということもあります。
男性が、無意識下でそう感じ取ったら話してはくれなくなります。


それに、この言い方の方が、女性らしさや可愛さだけでなく、共感も示していますので、その時に話してくれなくても、後から「聞いてくれる?」となることもあります。

 

褒める
「こんなことができるってすごいよね」

 

男性は、認められることが何よりの励ましになることがあります。

自分に自信を与えてくれる言葉を言ってもらえることで、自己肯定感が高くなります。

しかも、信頼している人からの言葉は説得力があるため強力です。

 

ただし、突然言うと「パートナーに気を使わせているかも」と余計に考えさせてしまうことなどがありますので、話の中でうまく組み合わせて、ほめる言葉を使ってみていただきたいと思います。

こんな励ましはNG!
ウザい…。求められていないのに助言する

励ましたい・癒やしたいと思っている時に、注意していただきたいのは、「助言は求められた時だけにする」ということです。

そうしないと、励ましや癒やしの言葉の力が半減してしまいます。

 

話を聞いてほしいだけという時が女性にもあるのと同じように、男性も悩んでいたり疲れていたりする時はそう感じます。
ですから、助言を求められた時だけアドバイスをするようにしましょう。

 

聞いてない…。目をみないし、相づちなし

そして、話を聞く時は、必ず相手の目を見て、相づちを入れます。

 

相づちがなかったり、目線が自分じゃないところにあったりすると、「話を聞いてもらえていない」・「何を話しても理解してもらえない」とパートナーは感じ取ってしまうでしょう。

そうなると、次に何か言っても話そうとは思わなくなります。

 

疲れている人に「がんばって」は禁句!

言ってはいけない言葉は「がんばって!」(ファイトの意味)です。

疲れている時に聞く「がんばって」は、相手の心に大きな負担を与えてしまいます。


うつ病の人に「がんばって!」という言葉が禁句であるように、疲れて気が滅入っている時もよくありません。

おわりに

励ましや癒やしの言葉は、心がこもっていないと見透かされます。

心からそう思って発してくださいね。

 

そうすれば、疲れている状態でも言葉を聞いただけで、元気になってくれますし、自分を見ていてくれる人がいることを実感して、「がんばって!」と言葉にしなくても頑張れるようになります。

励ましの言葉は、うまく使うとパワーを与えますが、間違った使い方をしてしまうと半減してしまいます。
パートナーの様子をよく見て使い分けてみましょう。

 
 コラムニスト情報
桜井 涼
性別:女性  |   職業:メンタルケア心理士、コラムニスト

元学習塾講師。妊娠出産のハプニングを乗り越え、現在は2児の母。
その頃より子どもの心の動きや医療に関係することに興味を持つ。

2009年より文筆家として活動。
子どもの心に関するコラム、子どもの心が正常に育つために夫婦へのアドバイス、子どもの病気関係を取材しコラムを執筆中。
心の闇を抱える子どもへの取材や心理学を学び、2016年「メンタルケア心理士」資格を取得。

ブログ『フリーライター桜井涼のたなごころ』
http://ameblo.jp/miehime0617/

 

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