絶対勝負に勝つぞ!ピアニストが選ぶ、勝利のイメージを高めるクラシック音楽曲
戦いに勝利するイメージを高めるクラシック曲を紹介。試合前や試験前・プレゼンの前など、勝負前に気合を入れたいときにお勧め。モチベーションを上げて、勝ちを呼び込みましょう。
こんにちは。ピアニストの小川瞳です。
クラシック音楽は西洋の文化が反映されているので、戦争や革命がテーマになっている作品がたくさんあります。
今回は、戦いに勝利するイメージの作品をご紹介します。
演奏される機会はさほど多くはないのですが、ベートーヴェン作曲「ウェリントンの勝利」は名曲です。
この作品は1813年、スペインにおけるビクトリアの戦いで、イギリス軍がフランス軍に勝利したことを受けて、作曲された作品です。
イギリス軍を率いていたのは、ウェリントン侯爵だったため、ベートーベンはこの作品でウェリントン侯爵を讃えたようです。
行進するような打楽器をベースに、イギリスの愛国歌「ルール・ブリタニア」と、フランスの民謡「マールボロ行進曲」が流れ、2種の音楽がぶつかりあったあと、やがてフランス軍が撤退していく様子まで、音楽で再現されています。
後半には、イギリス軍の勝利を祝うように、イギリス国家が華々しく登場し、15分というサイズながら、とてもドラマティックな音楽になっています。

ワーグナー「ワルキューレの騎行」は、ワーグナーが台本まで作った楽劇「ワルキューレ」の中の有名な音楽です。
ワルキューレとは、北欧神話に登場する女神のことで、一般的なイメージでは、鎧と羽のついた兜を身につけ、ペガサスなどになっている戦女神で、幸運の象徴のようにも思われています。
ちなみにこの曲はイギリスのRACファウンデーションによると、ドライブ中に聴くには「もっとも危険」だそうです。
その理由は、「1分間あたり60ビートを超えるハイテンポの曲を90デシベル以上のボリュームで聴くと、ドライバーの心拍数と血圧が上がるため、危険回避能力が低下する」という結果によるものです。
それだけ、活力アップには最適ということなので、気合を入れたいときにお勧めの1曲です。

ショパンの祖国ポーランドでは1831年、11月蜂起と呼ばれる反乱がありました。
これはロシアのワルシャワ侵攻に対するポーランド人の反乱で、結果的にはロシアの勝利となったのですが、ショパンはポーランド人としての怒りの気持ちを込めて、「革命のエチュード」を作曲したと言われています。
実際の戦いでは、ポーランドはロシアに勝つことができませんでしたが、この音楽の中では、激しい戦いの末、ポーランド人の誇り高き精神が見えるように感じます。
ショパン作曲の中で「英雄ポロネーズ」と合わせて、戦争を意識している作品といえるでしょう。
革命のエチュード


昔の作曲家も、戦いの場に身をおきながら、名曲を生み出していったのです。
試験や競争に挑むときには、ぜひそんなことも感じながら、クラシック音楽を聴いてみてくださいね。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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