インフルエンザ予防接種、赤ちゃんや子供もOK?ワクチンの効果と副作用の症状
お子さんにインフルエンザの予防接種を受けさせるかどうかで、悩んでいる人もいることと思います。
薬に弱い人などは受けないことを選択するでしょうが、それ以外の人は受けておいた方が良いのではないでしょうか。
それは、お子さんの苦しさを、なるべく軽減させてあげて欲しいからです。
任意接種となっているインフルエンザ予防接種ですが、受けておいた方が良い理由を考えたことはありますか?
まず、インフルエンザウイルスが体内に入ったときのことを思い描いてみましょう。
体内に入ると、感染し、発病します。
重症化してしまうことは希ですが、高熱が出たりするなど、苦しい思いをすることは間違いありません。
それを少しでも軽減してあげることができれば、体は楽ですし、苦しくて動けなくなってしまう状態から守ることに繋がります。
特に乳幼児の場合は、言葉という手段で表現することができません。
その場合、気づくのが遅れ、肺炎や脳症などの重い合併症を引き起こしてしまう可能性が、それだけ高くなるわけです。
苦しい思いをするのは、子どもです。
親は、代わってあげたくても、それはできません。
だからこそ、予防接種を受けて、かかるのを防いだり、重症化させずに済ませたりすることをお勧めします。
ただし、覚えておいて欲しいのは、予防接種をしたからといって、「絶対にかからないわけではない」ということです。
免疫を作るものですが、1~2回打ったくらいでは、十分なものは作れないそうです。
ですから、毎年の接種が必要になります。
どんな予防接種にも、副作用は付きものです。
これは、必ず書類に目を通し、理解をしなくてはいけません。
今は、問診票の裏面に書かれています。
よく読んで、当日体調が悪かったり、以前に別な予防接種で体調を悪くしたことがあったりする場合などは、見合わせたり、医師と相談をしましょう。
厚生労働省が発表している副作用として、次のものが挙げられます。
接種した場所の赤み / 腫れや痛みなど
これらは、予防接種を受けた人の10~20%に起こり、たいてい2~3日で治まります。
この症状についても、予防接種を受けた人の5~10%に起こり、2~3日で治まります。
このような症状が見られることがあります。
ごく希ではありますが、0%ではありません。
次のような症例が報告されています。
- ギラン・バレー症候群
- 急性脳症
- 急性散在性脳脊髄炎
- けいれん
- 肝機能障害
- 喘息発作
- 血小板減少性紫斑病
このような病気になったら大変だと思うからこそ、インフルエンザ予防接種を受けたくないという人がいるのだと思います。
怖いと感じた方は、医師と相談してテストを受けることをお勧めします。
アレルギーテストにかかる金額は病院によって変わってきますが、通常のワクチンの接種金額よりは安く済みます。
ですが、医師と相談が必要です。
医師からも話があると思いますが、次のことはしないように心掛けましょう。
- 激しい運動
- 大量の飲酒(子どもには通常ない行動かと思いますが、飲み残しを飲んだという話もありますので、ご注意ください。)
- 注射したところをこする
- 患部を不潔にする
その日の体調によっても、何らかの症状が出ることがあります。
接種した日は、なるべく様子を見られるように、親の予定を合わせることをお勧めします。
何かいつもと違うと感じた場合は、すぐに受診しましょう。
お子さんにどんなアレルギーがあるか心配な方は、医師と相談をしてテストを受けてみるのも、大事な子どもを守ることに繋がります。
インフルエンザ予防接種を怖いと感じるのであれば、副作用を調べるためのテスト注射を受けてから決めてはいかがでしょうか。
|
|
|
|