疲れた体に染みる、超簡単お味噌汁レシピ。手料理でオトナ女子力を上げろ!

執筆者: 笹生暁美 職業:フードデザイニスト
魅力の移行 若さから行動の質へ

こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。

 

お友達をお家に呼んで「ちょっと何か簡単な物、作ってくるね」など言って席を立ち、数分後に2、3品さっと持ってテーブルへ置く。

自然に手料理で人をもてなせる。
そう出来たなら、大人女子力が高いですね。

20代の弾ける若さのパワーの魅力を経て、内面から現れる人としての気遣いや細やかさ、つまりは行動の質の魅力へと、女子力は移行していきます。


人も自分も幸せ気分に出来る。

それが大人女子力なのではないでしょうか。

お料理は女子力表現の道具です。 

 

お料理上手へのはじめの一歩

けれどお料理上手になりたいけれど、どうして良いのか分かりませんと、はじめの一歩はなかなか難しいですね。
初めてのことは何から手を付けて良いのか分かりません。

そこではじめの一歩は「旨味を使いこなす」。
美味しいお料理の共通点は、旨味を感じられること。

はっきりした何味とは言えないけれど、何だか美味しいと感じる味。
かすかで、それでいて確実に感じる味。それが旨味です。

 

ここを意識するだけで、グッとレベルアップします。
そう、出汁を取りましょう。 

 

実は簡単!お出汁取り

出汁を取るのは難しいと思っていませんか?
正式に取ろうとしたら、確かに手間が掛かります。

出汁昆布を水に一晩つけて、それから沸騰前に引き上げて、かつお節を等など…。

けれど、お料理初心者さんにも簡単に旨味を感じさせる「これでも良いのだ」方法があります。

さあ、ささっと簡単にお出汁を取りましょう。

 

簡単に使える出汁材料

それではスタートです。

お出汁には旨味素材が必要です。

まずは簡単に使える出汁材料をご紹介しましょう。

  1. 削り節(小袋に入っている)
  2. スライスされた干ししいたけ
  3. 昆布パウダー
  4. しいたけパウダー
  5. 切り干し大根


これらはお鍋に入れるだけですから手間が掛かりません。
慣れてきたら本格的に出汁を取るようにして、まずは「入れるだけ」から始めましょうか。

 

簡単出汁で美味しい味噌汁の作り方

例えばお味噌汁を例に取りましょう。

上記を使うだけで、顆粒出汁より美味しい旨味を感じられます。

1. 

お鍋に水(一人分 1カップ目安)を入れて煮立たせ、煮立ったらかつお節1パック(5g)を加えて、火を落とし1,2分煮ます。

2. 

火を止めて味噌を溶き入れます。

(1カップに対して大さじ1目安)

3. 

カット乾燥わかめと、さいの目に切ったお豆腐を入れます。

小袋に入ったかつお節を加えるだけで、十分にお出汁が出ます。

煮物でも同じように出来ます。
また、かつお節は煮立ってから入れますが、それ以外は水から入れましょう。

旨味を出すには入れて煮るだけ。

まずは出汁の効いたお味噌汁を作れるようにしましょう。 

 

 

おわりに

ただ味噌をお湯で溶いた液体と、お出汁で溶いたものとでは全く別物です。

旨味を感じられると、お料理の腕が確実に上がります。


お出汁の効いたお味噌汁を何度も作って自分のものにして下さい。
お出汁の効いたお味噌汁とご飯。

これだけで旅館の朝食の一部でしょう? 

 

 
 コラムニスト情報
笹生暁美
性別:女性  |   職業:フードデザイニスト

主な取得資格
スイーツ:コルドン・ブルー ロンドン校にてサティフィケート取得
マクロビオティック:リマ・クッキングスクール師範科卒業
ローフード:アメリカ・LLCAIにて公認インストラクター取得