食事前の1杯「無調整豆乳」が食欲を抑える!豆乳の栄養効能とダイエット効果を探ります。食欲を抑える、美肌、便秘解消も期待できそうです。
こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。
せっかく落とした体重を、食べ過ぎで増やしたくはありませんよね。
一つの提案として、豆乳(無調整)はいかがでしょうか?
豆乳は、ご存知の通り、大豆から作られる飲み物です。
大豆もすごい食材ですから、豆乳にも期待してもいいはず。
お勧めしたい豆乳は、やはり「無調整豆乳」です。
ですが、やや豆独特のクセがあります。
そのため、豆乳は苦手だと言う方もいらっしゃるでしょう。
フレーバーのついている調整豆乳もありますが、油や砂糖、その他の成分が添加されていますので「良薬口に苦し」の気概を持って、豆の栄養をストレートに摂取できる無調整を選んでください。
どうしても飲みにくいと感じたら、フルーツとスムージーにしたり、ロイヤルソイミルクティー、ココアにしてみてはいかがでしょうか?
豆乳に含まれている「大豆サポニン」は、腸に働きかけて食欲を抑えてくれる働きがあります。
食前にコップ1杯飲むと、お腹が安定し、それほど食べなくても満足できます。
食欲とは、体を保つために栄養が欲しいという合図です。
栄養たっぷりの豆乳をまず飲み、栄養を送ることで、食べ過ぎを防止するやり方です。
ですから、おやつ前に豆乳を飲んだら、スイーツの食べ過ぎを防ぐ効果があります。
豆乳は、飲むだけで簡単にビタミンを摂取できます。
大豆と言えば、大豆イソフラボンが有名ですね。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくれるので、肌のハリをアップさせたり、水分をふくんだしっとり感をサポートしてくれたりと、大活躍です。
また、肌のコラーゲン生成も促してくれます。
豆乳を飲むと、微かに甘味を感じませんか?
これはオリゴ糖で、腸内の善玉菌のエサとなります。
ヨーグルトなどの善玉菌の乳酸菌を摂る方法もありますが、腸まで届かない菌もあります。
その点、大豆オリゴ糖は、腸まで届いて善玉菌のエサとなり、自分の腸に住んでいる菌を増やすことが可能なのです。
年齢とともに、何もしないと善玉菌が減る方向にありますので、エサを与えて善玉菌を増やし、腸を整えることを意識すると良いですね。
健やかな腸内は便秘知らず、従って美肌にも繋がります。
揚げ物を食べたり加工食品が多かったりすると、どうしても増えるのが過酸化脂質。
過酸化脂質が増えると、細胞が傷ついてしまいます。
この過酸化脂質に対抗できるのが、大豆サポニンです。
大豆サポニンは、過酸化脂質の発生を抑制し、それだけでなく分解し、無害化もしてくれることが明らかになっています。
体の中が錆びるのを防いでくれる働き、ありがたいですね。
豆乳は、さまざまな美容効果のある、優秀な飲み物です。
ですが、どの食品も食べ過ぎてはいけないように、豆乳も飲み過ぎには注意しましょう。
1日にコップ2~3杯までにしてくださいね。
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