スイカの効果効能を紹介。熱中症対策や、紫外線予防、暑い夏の健康管理に役立ちます。栄養のある種も一緒に食べる「スイカの冷製スープ」レシピも解説しています。

夏の体調管理に役立つ「スイカ」の効果効能

こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。

 

夏の体調管理で大切なのは、水分と栄養をいかに上手に摂るかということです。

そこでお勧めしたいのが、夏の代表的な食べ物「スイカ」です。

 

 

スイカは熱中症対策にぴったり!
ミネラルを含んだ水分を補給できる

汗をかく季節になると、体は水分を求めます。

スイカは英語で「ウォーターメロン」と言うように、水分を十分に含んでいます。
その水分は、清らかな栄養のある水分。

熟すまで大地から吸い上げますから、ミネラルがしっかりと含まれています。

 

暑い夏に食べるとリフレッシュした気分になるのは、水分とミネラルを摂ることができるので体が楽になるからですね。

スイカの赤い色は、体を守る抗酸化物質「リコピン」

スイカの赤い色は「リコピン」です。
リコピンとは体を酸化から守る強力な物質です。

 

活性酸素の攻撃から身を守ってくれる

人間の体は、一定の割合で活性酸素が生まれます。

活性酸素とは、体を傷つける酸素で、肌の老化をはじめ体に色々な悪影響を与えます。

だからこそ、対策を考えたほうがいいのです。

 

その一つがリコピンを摂ること。
活性酸素が発生したときに、抗酸化物質があれば、被害が最小限度に抑えらます。

抗酸化物質は、活性酸素の攻撃を防いでくれます。

リコピンは体内で合成できないので、外から取り入れる必要があります。

ですから、スイカやトマトなどの野菜や果物を食べない人は、分かりやすく言えば、酸化から無防備な状態でいるということ。

紫外線による肌トラブルから守る効果も!

リコピンの美肌効果も注目されますが、これも強力な抗酸化物質によるもの。

紫外線にあたると活性酸素が発生しますが、それの対策です。

肌トラブルの80%は紫外線によるもので、後の20%が加齢によるものと言われています。

そうであれば、紫外線対策で肌トラブルに対応することが可能でしょう。

日焼け止めなどの外からの対策に加えて、内側からのケアはリコピンを摂ることも一つ。

夏場のスイカ、トマトなどは、水分が多くリコピンもたっぷり含まれていますので、活用しない手はありません。

栄養のある種も使ったレシピ「スイカの冷製スープ」

スイカは切るだけで食べられますから、手間いらずです。

その他に、冷製スープにしてみてはいかがでしょうか?

 

スイカの冷製スープの作り方

スイカを種ごと、ミキサーに入れて、塩としょうがを加えて撹拌するだけです。

 

また、お好みで、トマトも加えてリコピンスープにしてもよいでしょう。
冷やしておき、いただく時にオリーブオイルを軽く落とすと、脂溶性のリコピンはさらに活性化します。

 

ポイントは、種も一緒に入れること

スイカの種は、体によいビタミンE、鉄、亜鉛などが含まれています。

アジアの国では、炒って食べている地域もあります。

そのまま食べると歯に触りますが、ミキサーで混ぜてしまえば大丈夫です。

 

食べ物で夏バテや夏のだるさ、疲れを回復させよう

スポーツ飲料などでも栄養と水分は補給できますが、お勧めしたいのは、水分のたっぷり含まれている果物や野菜を食べること。

 

野菜や果物には、まだ知られていない栄養も沢山あります。

食欲もなくなる夏の体調管理は、意外と難しいもの。

夏野菜は、夏に必要な栄養を網羅していますから、体調管理に役立てていきましょう。

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