塩コンブのアレンジレシピ!アボカドとサーモンをたっぷり使った、塩昆布丼の作り方 (1/2)
こんにちは、昆布料理研究家の岩佐優です。
最近 富山県では昆布入パン、昆布スイートが流行っているそうです。
確かに富山県は一昨年までは、一所帯当たりの昆布の消費量は日本一でした。
今回は、昆布の少し変わったアレンジグルメをご紹介します。
富山県では、昆布を他の地域ではない特別の使い方をしています。
まず 一番は「昆布締め」ですね。
食べられる物は、とにかく一度は昆布で締めてみようという昆布精神がとても強いですね。
そしてそれが美味しいのです。
次は「おにぎり」です。
普通コンビニで売っている「おにぎり」といえば、海苔で巻いているのですが、富山県ではたっぷりのとろろ昆布をまぶせてあります。
そして「昆布巻きカマボコ」です。
魚のすり身を昆布で巻き込んだ「渦巻き上のカマボコ」が、富山のどこのスーパーでも普通に売っています。
最後は冠婚葬祭のお土産や茶の子には、昆布が使われます。
この消費量がものすごい。
関西では「よろこんぶ」と言って、お祝い事に良く昆布を使って頂きますが、忌み事に使われる方は稀です。
白パンは最近流行ってきていますが、あまり発酵時間を取らなくても焼けるそうですね。
その白パンに佃煮昆布を入れて、昆布入りパンを作ります。
その佃煮昆布は甘い方が良いか、それとも甘くない方が良いのか、どちらでしょう。
甘過ぎる佃煮昆布は、お子さんには食べさせない方が良いですね。
元々佃煮昆布は、塩昆布といってほとんど砂糖は使わずに、少しだけお酒を足して作っていました。
しかし、食べ易さを求めて出来るだけ柔らかく、たくさん食べられる様にと甘くしてきました。
話は変わりますが、30数年前、大阪心斎橋の喫茶店のメニューに、細切り佃煮昆布のサンドウィッチがあったそうです。
パンに昆布佃煮だけを挟んでいるだけだったのでしょうか?
それとも、他の具材やマヨネーズなども一緒に挟んであったのでしょうか。
富山県、大阪には不思議な食べ物沢山ありますね。
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