洗顔のときに必須の「もこもこ泡の作り方」を紹介。泡立て不足でゴシゴシ擦ると、摩擦によるお肌への負担大!毛穴の汚れを取る泡洗顔のポイントを解説します。
こんにちは、美容研究家の永倉美麗です。
みなさんは、洗顔をするとき、洗顔フォームを泡立てていますか?
「泡で洗う」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
もこもこ泡でお顔を洗うことによって、お肌への負担は格段に減ります。
それが、泡洗顔をお勧めする一番大きな理由です。
ですが、心配なのは「ゴシゴシ洗わなくても、ちゃんと毛穴の汚れは落ちているのか」という点です。
たくさんの方が気になっていることだと思います。
だからこそゴシゴシしてしまいがちなのですが…大丈夫です。
ゴシゴシしなくても、きちんと汚れが取れます。
石鹸(洗顔)には、油と水を乳化する「乳化剤」が含まれています。
お顔を洗ったあと肌に触ると、「キュッキュッ」とした感触になったことはありませんか?
あの「キュッキュッ」は乳化剤のおかげです。
それがなかったとしたら、お肌の上で油(汚れ)が付着したまま、ベトっとした感触になります。
泡が毛穴の汚れを浮かします。
そして「乳化剤」の働きによって、泡を流すときに、お湯や水と一緒に浮かした汚れも一気に流れます。
毛穴の汚れは、こうしてスッキリと落ちるのです。
もこもこ泡を作る方法は何通りかあります。
次の3つのやり方は、どれも私のお勧めの方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
これが最もポピュラーな方法です。
今は、いろいろな泡立てネットが販売されています。
価格は、100円〜何千円かするものまでさまざまです。
普通のネットと細かいネットの「二重構造ネット」がお勧めです。
ブームの洗顔泡立て器。
こちらの価格も、100円~何千円かするものまであります。
どれも、もちもち泡が出来上がります。
ヒアルロン酸原液でなくても良いのですが、トロッとした美容成分を足すと、もこもこ泡だけでなく、もっちりキメの細かい泡ができます。
ですから泡で洗う感触がより感じられます。
こちらは私のお気に入りの洗顔方法です。
もし、泡立てが不十分だった場合、手でゴシゴシと洗うことになるため、そのぶんお肌への負担が多くなります。
しっかり洗おうとしてゴシゴシされる方が多いと思いますが、これでは手とお肌で摩擦が起きてしまいます。
これを何十年と続けていると、摩擦による色素沈着の恐れも出てきます。
いませっかく綺麗でいようと努力していても、これでは綺麗を保つよりも、綺麗から遠ざかる一方です。
ほんの少しの手間が、将来のお肌を左右するかもしれません。
みなさんも、優しいタッチで洗顔を行い、美肌を維持するようにしましょう。
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スキンケアカウンセラー 松原 好克
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