シミ予防レシピ「ポテトとキャベツのトマトシチュー」の作り方!美肌栄養素がぎっしり
紫外線(UV)のシミを予防するには、日焼け止めだけでなく食事でのUV対策も必要。アンチエイジングレシピ「ポテトとキャベツのトマトシチュー」の作り方を解説します。
紫外線の季節は毎年気になるものです。
真夏に向けての6~7月が、紫外線量の最も多くなる季節です。
日焼け止め等、外からの紫外線対策に加え、体の中からも紫外線対策をしましょう。
今回は、美肌、特にシミ予防に効く栄養・食材とおすすめレシピをご紹介します。
その前に、美肌に効果的な栄養素のご説明から始めましょう。
疲労やストレスがたまると人間の体内では、常に『活性酸素』が作られています。
加齢・疲労・ストレスなどによって必要以上に発生量が増加し、私たち人間の細胞をサビさせてしまうものです。
これが老化や生活習慣病の原因になります。
強い紫外線を浴びた時も、同様に活性酸素が発生し、活性酸素から身を守るためにメラニン色素が作られます。
ここで作られるメラニン色素。これがシミの原因になるのです。
抗酸化作用の高いリコピンは、活性酸素を除去してくれる働きがあります。
1. 加熱調理
リコピンは熱に強いので、リコピンを効果的に摂取するには、生で食べるよりも加熱することをおすすめします。加熱することにより、リコピンの吸収率がUPすると言われています。
2. 油と合わせて
オリーブオイルなどの良質の油と一緒に調理することで、吸収力が高まります。
ビタミンCも抗酸化作用が強いので、美肌に効果的です。
また、できてしまったシミを薄くする効果やコラーゲン生成を促進する効果もあるので、美肌のためにはなくてはならない栄養素のひとつです。
食事に取り入れやすい身近な食材でビタミンCを多く含むものは、以下があります。
- 野菜…パプリカ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、菜の花、ゴーヤなど
- 果物…いちご、キウイ、柿など
このほかに、ビタミンCの含有量が特に多いわけではありませんが、じゃがいもは茹でてもでんぷんがビタミンCを保護し、調理による分解を防いでくれるのでおすすめの食材です。
熱に弱いので生で摂るのが理想です。
加熱する場合は、『茹でる・煮る』よりも『蒸す・炒める』。
さて、ここで旬の野菜たっぷりの美肌メニューをご紹介します。
- じゃがいも 5個
- キャベツ 1/2個
- 玉ねぎ 1個
- ホールトマト缶 1缶
A
- 味噌 大さじ2
- ウスターソース 大さじ1
- 甜菜糖 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
- オリーブオイル 適量
- にんにく 1片
- お好みでパセリ 適量
1.じゃがいもの皮をむいて一口大の大きさに切り、キャベツは大きめの千切りに、玉ねぎはスライス、にんにくはみじん切りにしておく。
2.鍋に多めのオリーブオイルと2のにんにくを入れて火にかけ、香りがたったら1のじゃがいもを炒める。まわりが通ってきたら、キャベツ、玉ねぎも入れて蓋をし、7~8分程キャベツがしんなりするまで煮る。
3.ホールトマトを潰しながら入れ、さらにAを加えて10分ほど煮込む。
4.器に盛りつけて、お好みで刻んだパセリをたっぷり散らしたらできあがり。
旬のじゃがいもをたっぷりと入れて。
トマトの酸味がじゃがいもやキャベツの甘みを引き立てています。
味付けに味噌を使うことで、コクとまろやかさがUPします。
キャベツもクタッと煮込んでいるので、一度にたくさん食べられます。
お好みでビタミンCを多く含むパセリを散らしたり、蒸したブロッコリーを添えたりするのもおすすめです。
外からだけでなく、体の中からも美肌を作っていきましょう!
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