【第2弾】短編「本当に怖い話」後味の悪い話、奇妙な話を集めました。
【閲覧注意】短いのに、本当に怖い話。思わずゾッとする奇妙な話を集めました。読むか読まないかは、あなた次第です…。
怖い話の中でも、すぐに読める短い話を厳選して集めました。
読むか読まないかはあなた次第です…。読んでから後悔しても知りませんよ?
ちょうど1年前くらいかな。
俺はとあるオンラインゲームにハマっていて、毎日のようにPCを開いてゲームをしていた。
たくさんやるうちにそこで友達もできてきて、ちょうど同じ年の男2人と仲良くなった。
で、なんとなくオフ会をしようという話になったんだ。
当日は3人ともちゃんと集まって、ご飯食べ行ったりゲームの話したりして楽しい時間を過ごした。
夜になって、終電がもうすぐだったので俺が「もうすぐ帰らなきゃ」と言おうとした時、
二人はそれを遮るかのように「もう1つだけ行きたい場所がある」と声を揃えて言った。
あと少しだけ時間があったので、俺は二人についていくことにしたんだけど、
ついた場所は、いかにもな廃墟のビルだった。
「え?ここに来たかったの?」
俺が尋ねると、二人は何も言わない。明らかにさっきまでとは様子が違う。
「なぁ、ちょっと待てよ。もう終電なくなるぞ?泊まるなんて聞いてないぞ?」
その瞬間、俺は悟った。
二人はニタニタしながら、俺の腕を掴んできた。
俺は命の危険を感じて、思い切り手を振り払い駅まで走った。
終電の電車はもう来ていて、ギリギリのところで乗り込んだ。
まわりの人がビックリするぐらい息を切らしながら。僕はふと電車から外を見る。
すると、窓越しに物凄い形相でこちらを睨む二人がいた。
もし少しでも遅かったらどうなっていたのだろうか。
人から聞いた話です。
とある町では、豪雪で農閑期になる時期、冬山登山のガイドを仕事にしているそう。
そのガイド料を収入源にしているみたいなんだけど、実はそれ以外にも臨時収入があるんだって。
ガイドの依頼を受けると、ガイドはわざと難所へ案内して
別の男たちでそこに人工なだれを起こすらしい。
そして警察に連絡、山狩りが召集されて、捜査協力手当を受け取る。
それがガイド料なんかよりも、何倍もあるそう。
あくまで「とある町」の話ですが、
「死人に口無し」という言葉があることを忘れないでくださいね。
不動産屋さんで働いている友人が体験した話。
その友人が担当するマンションの部屋に、なんとなく他の部屋と違う雰囲気の部屋があったらしい。
友人はいつもその部屋に入ると、他の部屋と何かが違う気がしていたそう。
そんなある日、友人はふと気づいてしまった。
その部屋の廊下が他の部屋よりも1mくらい短かったのだ。
なぜ短いのだろうかと疑問に思った友人がその壁を叩いてみると、
壁の向こう側に空間があるようだった。イヤな予感しかしなかった。
友人はオーナーの許可をもらいその壁を壊すことにした。
友人「白骨死体でも出てきた方がよかったんだけどね…」
その空間には壁一面にびっしりと赤いクレヨンで
「お母さん お母さん お母さん お母さん お母さん お母さん お母さん お母さん・・・」と
書かれていたそうだ。
数年前に友人と湖畔でキャンプをしていた時の話。
この時、判断を誤っていたら俺は今ここにいないかもしれない。
夜中友人と焚火をしている時に
「助けて・・・・だれか・・・!」と女性の声が湖の方から聞こえてきて、
そっちを見ると女性が溺れていた。
俺は咄嗟に、助けなきゃと思い立ち上がったら、
友人が思い切り俺の腕を掴んで連れ戻した。
「おい、お前なにすんだよ!」
「お前こそ冷静になれ!よく見ろ!なんであんなに離れた場所なのに顔がはっきり見えてんだよ。」
俺はもう一度よく湖の女を見た。
女の顔は湖に浮かぶようにボォッと白く光って、こっちを見ている。
助けてと言っていたはずの顔は、ニタニタと横に開いた口だけで笑って目は1方向を見つめていた。
俺は、顔を青くして足から崩れた。
友人が急いで片づけを始めてくれて、すぐにその湖畔をあとにした。
Aさんという男性が飲み会で帰りが遅くなり、夜中に公園を歩いていた時の話。
公園の中を歩いていると、背後から「カチカチカチカチカチ」と音がしてきました。
嫌な予感がして振り向くと、髪の長い女が出刃包丁を持ってついてきていました。
カチカチカチというのは、歯を鳴らす音でした。
身の危険を感じたAさんは、咄嗟に走って近くの公衆トイレに逃げ込みました。
その間もカチカチ音は遠ざかることなく聞こえてきます。
やっとのことでトイレに入ると、奥の個室に逃げ込みました。
その個室のちょうど上のあたりに換気用の窓があります。
恐怖で震えていたAさんですが、しばらくしてもその女がトイレに入ってくる気配はありませんでした。
もうその時には時間は深夜の2時を過ぎていました。
極度の緊張からか、Aさんはそのままそこで少しの間眠ってしまい、その後あせってトイレを出たそう。
その次の日、ニュースを見たAさんは震えが止まらなくなりました。
「出刃包丁を持った女、警察官をきりつけ逮捕」
女は換気扇の窓から覗いていたところ、パトロールをしていた警察官に声をかけられ逆上し警察官を追いかけ切りつけたそうです。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ「意味が分かると怖い話」シリーズも読んでみてくださいね!
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