参考文献の書き方と表記実例。本や雑誌、ネットサイトを引用したいときの書き方
参考文献の書き方と表記方法を、書籍や雑誌、ネットのWebページを引用するときの実例つきで紹介します。レポートやプレゼンを「パクリ」にさせないため、覚えておきましょう。
大学生や院生、研究職の人などは、論文を書く際に必ず「引用」や「参考文献」を記載する機会があるかと思います。
社会人でも同様で、レジュメやレポート、資料などで何かの調査やウェブ資料などを参考にする際、必ずその情報源を明らかにしなければなりません。
何らかの情報源から得た情報を元に作成した場合、「情報源の明記」を行わないと、その内容のどこまでが執筆者自身の情報で、どこまでが引用なのか第三者からは分かりません。
「剽窃(ひょうせつ)=盗作」扱いされることも少なくありませんので、レポートの最後には必ず「参考文献」欄が必要となります。
ここでは「参考文献」の一般的な書き方をご紹介します。
大学や研究機関の場合、参考文献の書き方に独自のルールが設けられていることもありますので、その場合は所属機関の方法を優先して下さい。
著者名. 書名. 出版社, 出版年, 総ページ数
著者名(名字と名前の間に「,」を入れる). 書名. 出版社, 出版年, 総ページ数
書名の後に翻訳者名を書き、その後ろに「訳(trans.)」をつけます。
著者名の代わりに編者名を書き、その後ろに「編(または「ed.(複数形はeds.)」をつけます。
著者を並べて記載します。著者間は「,」で区切ります。
著者名. ”参考部分の見出し・タイトルなど”. 書名. 出版社, 出版年, ページの範囲
著者名. ”記事タイトル”. 雑誌名. 出版年, 巻号(号数), 参考にした範囲
執筆者名(あれば).”記事タイトル”.新聞紙名.出版年月日、朝夕刊、版、該当ぺージ.
著者名.“Webページのタイトル”.Webサイトの名称.更新日付(あれば).入手先、(参照した年月日).
記載方法に僅かな違いはあれど、共通することは「その参考文献の書き方で第三者が参考文献まで辿りつけるか」がポイントとなります。
せっかくのレポートや資料が、パクリ、インスパイアなどと指摘を受けないよう、参考文献の書き方はマスターするようにしておきましょう。
情報への道しるべ(授業資料ナビ).“7.参考文献リストの書き方”.http://pathfinder.nul.nagoya-u.ac.jp/lecture/common/2011/nihonnosyoku11/list、(2015-9-14).
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