【閲覧注意】現在の独裁国家ランキング!恐怖すぎて日本人の理解を超えている… (1/2)
世界史に名を残す恐怖の独裁者は、ヒトラーやポルポトなど数多くいますが、現代社会にも勿論まだまだ恐怖の独裁国家は存在するのです。
独裁国家。
その言葉だけ聞くと、なんだか自由がなさそうで怖い国だなぁ…そう感じる人も多いかと思います。
独裁国家とは、独裁政治を敷いている国を指す言葉。
独裁政治とは、一個人、少数者または一党派が、絶対的な政治権力を独占している政治体制を指します。
過去で言えばヒトラー率いるナチス、今では北朝鮮や中国などがそれに当たります。
シンガポールなどは建国以来、一貫ずっと人民行動党が議席の大多数を占めており、朝日新聞から「明るい北朝鮮」と評されるほど、開発独裁国家として認識されています。
経済は豊かで治安もよく、政治腐敗も少ないとされており、独裁国家とは思えない住み心地のよう。
サウード家が支配するサウジアラビア王国も豊かな国ですね。
ブルネイなども税金がなくとても豊かで、政治的にも安定している国ですが、非政府組織「国境なき記者団」による「報道の自由」ランキングでは全180国のうち155位前後となっています。
このように周囲から独裁国家と位置付けられても国民が不満を持たず豊かに暮らしている国もあれば、もはや奴隷以外の何物でもない生活を毎日強いられている独裁国家も存在します。
今回は、現代に残る恐怖の独裁国家ランキングを紹介していきます。
世界一の独裁者として悪名高いムガベ大統領が独裁する、 南アフリカ共和国の北部にある国。
国の経済をズタズタにしたハイパーインフレーションが特に有名ですね。
極端な黒人至上主義を掲げており、反白人体制を推し進めた結果、経済制裁を受け国民全員が飢餓状態に。
ジンバブエドルは貨幣として意味をなさなくなり、2015年に廃止されています。
国民は強制労働を強いられており、難民も大勢出しています。
スポーツ分野でも白人選手の排斥により、試合出場すらままならない大ダメージを受けました。
欧米メディアによる取材は禁止、国内でも報道規制は厳しい模様。
国民の3割がエイズに感染し、平均寿命も約36歳と、短命すぎる国民を他所に、ムガベ大統領自身は非常に絢爛豪華な生活を送っていると批判を浴びています。
ワシントン・ポストの付属誌「パレード」が出した「世界最悪の独裁者ランキング」で毎回上位ランキング入りを果たしているバシル大統領が率いる、北アフリカに位置する国家。
反政府派200万人以上を虐殺しており、さすがに「やりすぎやろ…」と、国際刑事裁判所(ICC)に指名手配されているという始末。
南北スーダン内戦により南スーダンと戦争状態にあり、国民は生活云々というより内戦に巻き込まれないよう必死。
南スーダン側では、死ぬか、兵士や奴隷となるか、運が良ければ避難民となるか、そんなレベルです。
日本からも国連平和維持活動(PKO)として首都ジュバに自衛隊が派遣されていますが、赤十字国際委員会(ICRC)は「南スーダンの人道状況は極めて深刻」であると主張しており、南北の対立は悪化の一途をたどっています。
中央アジア南西部にある、国土の85%が砂漠という国、トルクメニスタン。
元ソビエト連邦の構成国で、現在はサパルムラト・ニヤゾフ大統領を頂点としていた独裁国です。
「地獄の門」と呼ばれる、炎が燃え盛るガスクレーターが有名です。
ニヤゾフ大統領が「嫌いだから」という理由で口パク、化粧、ヒゲ、長髪、金歯などを禁止。
大統領の肖像や銅像を立てまくり、年金廃止、地方の人には必要ないということで地方の図書館や病院を廃止する、伝染病は「そんなものない!」として病名を口にすることを禁ずるなど、自分が良ければそれでいい!を地で行き過ぎた人。
しかし2006年にニヤゾフ大統領が死んでからは、禁止されているものを少しずつ解禁し、建て直しが図られているのだとか。
それでも世界の報道自由度ランキングではワースト3位。
観光写真やビデオ撮影も禁止、インターネットも禁じられていました。
世界最悪の独裁国家と言われている北朝鮮。
おそらく知名度だけで言うと、No1の独裁国家なのではないでしょうか。
日本人拉致問題や核ミサイル発射などのニュースもあり、日本と最も関係が深い独裁国家と言えます。
他国からの取材はNGという独裁国家が多い中、北朝鮮は観光業にも力を入れている方です。
ビザも発行されており、平壌高麗ホテルなどでは日本円も使えるので、ツアーで行く「怖いもの見たさ満載の旅行客」に需要があるとか。
ツアー客は丁重にもてなされ、高級ホテルや専属運転手などがつく扱いですが、ホテルの部屋はナチュラルに盗聴されている確率が高いとされています。
首都平壌にいる国民は特権階層で比較的裕福な暮らしをしているようなのですが、それでも髪型から職業に至るまで、すべて割り振られています。
職業選択の自由、表現の自由、移動の自由など、とにかく「自由」は制限されており、階級社会が徹底されています。
海外メディアには常に厳しい監視の目が付きまとい、北朝鮮の自国民は正しい情報を知る術がない現状です。
世界の報道自由度ランキングではワースト2位。
農村部ではその日食べるものを自給自足で作ることが大前提。
モデルシティ平壌と地方では、同じ国…いや、同じ時代とは思えない格差が広がっています。
脱北者や、独裁体制を乱す犯罪を犯したものが主に収容される強制収容所。
男女区別なく強制労働を強いられるほか、監視員の裁量によりリンチ(性的暴行含む)や銃殺、公開処刑が頻繁に行われていると言われています。
飼料用トウモロコシと塩水程度の食糧で約12時間の過酷な労働を強いられ、作業が終わらなければ徹夜、または銃殺となるようです。
ちなみに辛さに耐えかねて自害をすると、家族や孫、親戚一同も収容されるか、僻地への追放処分となります。
「模範囚」と呼ばれる男女が選ばれ、結婚と子作りをさせられる制度があり、生まれた子供は教育を施されず労働のみ行う道具として育てられる(表彰結婚)など、非人道的な行為が横行しています。
いよいよ1位は…!?
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