【第54弾】「意味が分かると怖い話」とにかく怖い話をまとめました(解説付き)
【意味怖】最新版!意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第54弾です。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。
話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第54弾。
「意味が分かると怖い話 第1弾~第53弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。
たまたま立ち寄った古本屋で、小学校の時に使っていたのと同じ歌の本を見つけた。
開いてみると、懐かしい曲ばかりで思わず買って帰った。
口ずさんでみたりしながらページを1枚1枚めくっていった。
とある曲のページを開くと、右下の余白部分にイタズラ書きがあった。
いかにも子供が描きそうな絵で、少女漫画の女の子と男の子みたいなのが描かれていた。
男の子の方には「さとるくん」と書いてあって、洋服には「3」と書いてある。
女の子の方に名前は書いてなかった。
俺は思わず笑みをこぼした。だって、俺の名前も「さとる」で同じだったからだ。
ほとんど消えてしまって読めなかったけど、裏表紙に書いてある名前をもう一度見てみた。
「〇木(本?)〇子」
小学生の時にこの名前っぽい女子は2人いた気がする。
1人は高木秀子。
名前は覚えているけど、顔はまったく覚えてない。
もう1人は仲本順子。
こっちはハッキリ覚えている。なんたってずっと片想いしていた美少女だ。
もし、これが仲本順子のものだとしたら…
なんて甘い妄想を繰り広げて俺はニヤニヤしていた。
まぁ、古本屋だって地元の古本屋じゃないし
普通にありえない話なんだけどね(笑)
そんなこと考えながら、次のページをめくるとそのページの余白にも絵があった。
男の子と女の子がテーブルでごはんを食べている絵だった。
次のページには、男の子と女の子、そして赤ちゃんが描かれていた。
この子は、結婚を夢見ていたのだろうか。
そして次のページにも男の子と女の子。
けれど女の子の顔がぐちゃぐちゃに塗りつぶされていた。
なぜ?
更にページをめくると、泣いている女の子とテーブルだけが描いてあった。
テーブルの上には芋虫のようなものが乗っている。
最後のページは、悪趣味にも葬式の絵だった。
男の子も女の子も描かれていない。
なんだか嫌な予感がした。
卒業アルバムを押入れから引っ張り出す。
ああやっぱり 高木秀子は写っていなかった。
母親にすぐに高木秀子を覚えているか聞いた。
「覚えてるよ。でも、ほらあの子亡くなったでしょう、
5年生のとき、事故で。」
俺はそのことをすっかり忘れていたが、記憶が鮮明に戻ってきた。
「でも、ホントは自殺だったらしいわよ。
警察の方で事故扱いにしてくれたんだって。かわいそうにねぇ」と母親は続けた。
それは初耳だった。いやな鳥肌がたった。
当時仲の良かった友人に電話をして高木のことをたずねた。
友人も自殺の噂を知っていた。
「そいえば関係ないけど、長嶋監督大丈夫かね?
お前ファンだったじゃん、いつも背番号3のTシャツ着ててさ。」
「え…」
思い出した。僕自身は監督のファンではないのだが父が買ってきたTシャツをよく着ていたことを。
やっぱり、あの男の子は俺だった。
ならあの女の子は…
歌本を持つ手が震えた。
最後に友人がこう言って電話を切った。
「俺たち、あの子に悪いことしたよなー。
お前なんかよくいじめてて、顔に習字の墨汁ぶちまけたり、給食に毛虫入れたりさ
まぁいいや、また飲み行こうぜ。」
女の子が自殺した原因は自分だった。
ある年上の女性と知り合った。
年齢は40くらいなんだけど、ぱっと見20代後半にも見えるくらい綺麗で、
整いすぎているくらいの美人な女だった。
何度か外で食事をするうちに、俺の家に来ることになった。
俺はかなり期待していた。
まずは映画を観てまったり過ごす。
途中で女が「トイレ借りていい?」とトイレへ行った。
トイレに行った女が悲鳴をあげたので、走って駆け付けたら、
「用を足そうと思って便座あげたらゴキブリがいたのー」
涙目だった。かわいいなぁ。
って思ったんだよ。その瞬間は。
女性ならば、便座はあげない。
男性だったと気付かずずっと過ごしていたいうこと。
私はリサ。4歳。
最近はパパがはやく帰ってくるからうれしい。
いつもお仕事で夜おそかったのにね。
リサが学校から帰るとパパがいつもいるの。
でもね、こないだ学校から帰るとパパもママもいなかった。
洗濯物ほしたままだから、たたんで待ってようと思ったんだけどね
いくらひっぱってもとれなかったの。
ズボンにくっついてた靴下はとれたんだけどね。
ああ、おなかすいたな。
パパとママが首を吊っている。
最近流行っている「ツサイJサークル」というグループのライブが、
今このビルの屋上で行われているらしい。
ツサイの曲はいいという噂は結構聞くんだけど、私には全然理解できなかった。
でもあんな何もなさそうな高層ビルの上でライブするなんて変わった人たちだなぁ。
少しだけ興味が湧いてくる。
…あれ?上から何か落ちてきた。
「ツサイJ」を反対から読むと、
「Jイサツ」→「ジサツ」になる。
つまり落ちてきたのは人である。
俺は、ついに今日この刑務所を脱獄しようとしている。
囚人の中には色々な役割があって、
こないだ話したやつなんて、刑務所内で誰かが死んだ時に死体を入れた棺桶を外に運び出す仕事をしていた。
俺は、ふといいことを思いついた。
そいつにチップを渡して、
「次に誰かが死んだら、俺はそいつの棺桶にこっそり忍び込む。
だからお前がそれを運び出した時、外で棺桶の鍵を壊してくれないか?」
と頼んだ。
そして昨日、囚人が一人死んだとの連絡がそいつからあった。
俺は死体安置所に忍び込み、なんとか遺体の入った棺桶に忍び込んだ。
今日は出棺の日だ。俺を入れた棺桶は開けれれることもなく無事に外へ運びだされていく。
そのままかなりの時間が経った気がする。
まだか?誰かまだ周りで見張られているのだろうか?
待ちくたびれた俺は気付いたら眠ってしまっていた。
ふと棺桶の隙間から入ってきた赤い光が、眠っている俺の顔を照らした。
俺は脱獄に失敗したと気づいた。
赤い光は、火葬場の炎の光。
これから火葬されようとしている。
うちは母子家庭で、母は夜遅くまで働きに出ていた。
その時間まで俺は勉強とかして過ごすことが多かった。
その夜も、俺は部屋で勉強をしながら母の帰りを待っていたら
母から電話がかかってきた。
「今から帰るけど何か買ってくものある?」
「ううん。別にないよ。」と電話を切った。
数分たってから、牛乳がなかったのを思い出して、着信履歴から母にかけ直した。
3~4コールしても出ないから、運転中かと思って切ろうとした時、通話モードになった。
「あ、お母さん?」
「すーーーー…すーーーーー…(鼻息のような音)」
「おーい、聞こえてる?」
「すーーーー…すーーーーー…」
車の音とか運転してる音みたいなものが一切聞こえなかった。
ただ鼻息のような音が聞こえてきて何だか奇妙な感じ。
別に怖くはなかったけど、なんとなく電話を切った。
間違ってかけた?と思い発信履歴を見たけど母だった。
なんかの拍子に通話ボタン押しちゃったとか?
でも鼻息が聞こえるくらい口元でそんなことないよな…。
色々考えてたら、もしかして事故にあったとか?
通話ボタンは押せても喋れない状況とか?
母の帰宅ルートは山道のような場所だ。誰も気づかない可能性だってある。
なんだか怖くなって冷や汗をかいてきた。
いてもたってもいられなくて、母を探しにいこうと立ち上がった瞬間
車の音が聞こえてきた。
ほっ…。
車が車庫に入り、ドアが開き閉まる音。「バタンッ、バタンッ」と2回。
2回…?
母一人が車から降りるならドアの音は1回なはず。
それに今日は買い物だってしていないはず。
俺は玄関まで母を迎えにいった。
「あら?ただいま」母の荷物はいつも通りバッグ1つ。
居間で電話をしたことを伝えると、運転中で気づかなかったと言われ、
あの変な電話のことを話そうとした時、母が先に話し出した。
「〇〇知っとるやろ?ほら、あのこないだ一家4人惨殺事件あったところ。
あそこを帰りに通ってたんよ。
ちょうど現場のへんに差し掛かった時に、車がね助手席のシートベルトをしめてくださいって言うんよ。
誰も乗ってへんのに。あんたこういう話好きやろ?」
ゾッとした。
事件現場で何かが車に乗っていた。
そいつは電話に出て、母と一緒に車を降りた。
家までついてきている?
「意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
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