腕や手の疲れを解消!整体師直伝「腕伸ばしストレッチ」のやり方

腕の歪みのセルフチェック方法&解消ストレッチのやり方を紹介。疲労が溜まる腕や手のケアをしないと、腱鞘炎、関節炎、五十肩、頚部痛、腰痛の原因にも!

執筆者: 梅田 孝男 職業:整体師・気エネルギー療法師・カイロプラクティック師
腕の歪みを知っていますか?

こんにちは、梅田整体療院院長の梅田孝男です。

 

今回は、日常や仕事中、常に動いて働いている腕についてお話したいと思います。

実は知らないうちに、けっこう疲労が溜まっているのです。

 

 

皆さんの腕はどうなっていますか?

全身が映る鏡がありましたら、その前に自然体で立ってみましょう。

肩の高さや体の曲がりなどに目が行くかもしれませんが、腕や手の形や向きを見てください。

手の甲側が見えていませんか?

指が丸まっていませんか?

肘が気持ち曲がっていませんか?

脇が空いていませんか?

肩関節が前の方に来ていませんか?

 

こんな手や腕をしていたら要注意!

上記のような手や腕をしていたら、それは腕が歪んでいる状態です。

 

腕に疲労が溜まり、筋肉が硬く収縮しています。

痛みがなくとも、すでに疲労が溜まっている状態にあり、肩こりなどをお持ちと思われます。

 

この先、指のこわばりや関節痛、痺れなどが発生する可能性も高まっています。

腕の基本姿勢とは?

腕の位置や向きなどを、皆さんは意識したことはありますか?

では、解剖学的な腕の基本姿勢とはどのようなものでしょうか?

 

これが、腕の基本姿勢となります。

 

立位の姿勢で、

 

  • 指をまっすぐ伸ばし、手の平を正面に向ける
  • 指先から手首、肘を一直線上に伸ばす
  • 大腿骨の骨頭(股間節のあたり)の横に手を位置する
  • 耳の穴と大腿骨の骨頭をつないだ直線上に肩関節の中心がある(体全体の姿勢も基本姿勢となっていなければいけません)

 

 

腕の基本姿勢が楽にできますか?

上記の腕の基本姿勢をしてみましょう。

 

この姿勢が楽にできるようでしたら良いのですが、辛かったり、違和感を感じたりするようなところがあれば、そこに疲労が溜まっています。

 

また、この姿勢から自然体に戻ったときに、「はぁ」となるようですと、姿勢を保つ筋力が低下、もしくは不足しています。

同じ姿勢と動作が、体を歪める。

パソコンやデスクワークや家事は、似たような腕の姿勢で作業をしています。

手の平は下を向き、肘は曲がり脇から離れ、肩は前に体は前かがみといった姿勢です。

 

こうした姿勢で作業が続いてしまえば、体もそのように癖がついてしまいます。

ですので、反対方向へ腕を伸ばすストレッチをしましょう。

 

歪み癖解消!腕伸ばしストレッチのやり方

指を反らせ、手首を反らせ、肘を伸ばし、脇を締め肩を後に向けます。

 

1回10秒から20秒を目安に、持続してストレッチしてください。

指先から肩まで、細かく意識して行いましょう。

 

 

仕事中や時間のある時、積極的にストレッチをする時間を作ってください。

いつも同じ筋肉ばかり使っている状態が続くと、筋力や筋張力のバランスが悪くなり、歪みの癖が抜けなくなってしまいます。

 

おわりに

腕や手の疲労は、腱鞘炎、関節炎、五十肩、頚部痛、さらには腰痛などにも発展していきます。

腕の疲労に自覚がなくても、定期的にケアをしていきましょう。

 
 コラムニスト情報
梅田 孝男
性別:男性  |   職業:整体師・気エネルギー療法師・カイロプラクティック師

群馬県高崎市の、梅田整体療院の院長として、日々施術をしております。

2000年3月に独立開業。整体、カイロ、東洋医学の他、筋肉反射療法や気エネルギー療法の気導術を習得。症状をなるべく速く、少ない回数でよくしたい気持ちで、ご対応させていただいております。

施術現場で起こる不思議な現象に、多くの体のことを学ばさせていただいてます。これまでの常識や知識ではなく、施術から得られた人の体の本質を、皆様のお役に立てるようお伝えしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

施術録や日記等をお伝えしていますブログ「梅田整体療院のツッパリ解消ロックンロール」もご覧になってください。
http://umedaseitai.seesaa.net/

厚生労働大臣認可 日本健康サポート協同組合会員