乾燥しない、冬のお風呂の入り方とは?疲労回復だけでなく、保湿美容効能を高める入浴法をご紹介します。カサカサ乾燥肌を予防するバスタイムを学んでいきましょう。
こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。
冬の時期、乾燥してお肌がカサカサしたり、かゆくなったりしていませんか?
その乾燥肌、間違った入浴法で更に悪化させているかもしれません。
今回は、冬の正しい入浴法をご紹介いたします。
冬は寒いため、ついつい温度を高く設定してしまいがちですが、実はこれが乾燥を加速させてしまいます。
熱いお湯は、お肌の水分3つの保湿因子を溶かしてしまいます。
3つの保湿因子
- 皮脂(水分を保つ役割)
- 天然保湿因子(水分を蓄える役割)
- 角質細胞間皮質(肌をバリアする役割)
湯船の温度は40℃以下に設定しましょう。
シャワーも同様、熱過ぎには注意です。
また、皮膚がふやける程の長風呂は避けましょう。
角質内の水分が奪われてしまいます。
入浴時間は約10分位が良いでしょう。
お湯に浸かってからカラダを洗うと、皮脂やセラミド等のうるおい成分が流れてしまい、肌にダメージを与えてしまいます。
身体はなるべく湯船に浸かる前に洗いましょう。
また、ナイロンタオルやスポンジ等の摩擦は、肌を傷つけてしまうので、顔を洗うときの様に、石鹸等を泡立てて、手で直接洗うことをおすすめします。
乾燥のひどい方は、湯船に浸かるだけでもある程度の皮脂汚れは落ちますので、毎日洗うのではなく、数日に1回のペースでもよいでしょう。
毎日ゴシゴシ洗いをしている方は、乾燥を招き、さらにはお肌を傷めている可能性もあります。
冬場の乾燥対策には、保湿成分が入った入浴剤がおすすめです。
浴槽に入れるだけなので、とても簡単な方法ですね。
湯船で温まった後は、シャワーで流さずにあがると良いそうです。
ご自分の肌に合うものを選びましょう。
お風呂上りはお肌が乾燥しやすいので、ニベアやボディクリームなど、保湿剤などを塗ると良いでしょう。
尚、保湿剤はお風呂をあがってから、なるべく5分以内に塗って、お肌の水分を逃さない様にしましょう。
また、体内の水分不足は乾燥を招きますので、入浴前後の水分補給もお忘れなく!
間違ったお風呂の入り方が、お肌のカサカサやかゆみを引き起こしている場合があるのですね。
冬場に乾燥が悪化すると、なかなか回復しないこともあります。
正しい入浴法で、皮膚のバリア機能を守りましょう。
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