コチコチかかとの原因とセルフケアの方法を紹介。新しいサンダルを履いても、かかとが乾燥して白くなっていたり、ひび割れたりしていたら台無し。階段やエスカレーターで後ろの人から見られても大丈夫なように、今日から夏のお手入れを始めましょう!
こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。
晴れている日には、少し汗ばむ季節の到来。
サンダルが活躍する時期が目前まで訪れていますね。
せっかく新しいサンダルを履いたのに、かかとがコチコチでオシャレ度が激減…なんてことになる前に、しっかりケアしてキレイなかかとを目指しましょう!
コチコチのかかと。
これは角化症の可能性大です。
「角化症」とは、一番外側の皮膚、つまり角質が固く厚くなった状態のことをいいます。
この角化症、酷くなると皮がめくれたり、めくれた皮が衣類に引っかかったり。
手におえないほどになるケースもあります。
では、どうして角化症になるのでしょうか?
乾燥すると、お肌はカサカサしますね。
当然かかとも乾燥して、カサカサします。
カサカサ状態が続くと、ひび割れを起こす場合も。
足の裏は、汗腺は多いのに皮脂腺がありません。
ですから、皮脂を出して皮膚を守ることができず、乾燥が進みます。
かかとは地面につく部分です。
立つ・座る・歩くという動作で、つねに摩擦が起きています。
皮膚はこのような刺激を受けると、防護機能が働きます。
その結果、角質が固く厚くなってしまうのです。
かかとで恥ずかしい経験をした方、固くなった皮が引っかかって痛い思いをした方など、過去の苦い経験からカカトを削り過ぎていませんか?
かかとを削り過ぎると、皮膚を守ろうと余計に皮膚が固く厚くなったり、水分保持ができにくくなったりします。
余計にコチコチかかとを招いてしまうケースもありますので、かかとを削るのはほどほどにしましょう。
上のような原因をふまえて、コチコチかかとになる前に、日ごろからの正しいケアを行いましょう。
なお、正しいケアを行ってもなかなか回復しない場合、かかと水虫が潜んでいることも考えられます。
かかと水虫は角化症と間違えやすく、かゆみを伴う場合もあれば、かゆみを感じない場合もあるそうです。
ひび割れている・粉を吹く・悪臭がする・指先に水虫があるといった症状が気になる方は、クリニックを受診しましょう。
では、コチコチかかとをキレイにするために、自分でできるケア方法をご紹介します。
今回お手入れするのは、コチコチになってしまったかかとなので、軽石またはかかと専用のヤスリを使っていきます。
このとき、ゴシゴシと力を入れて削るのは、皮膚を傷つけるのでNG!
保湿は、かかと専用のものがGOOD!
軽石やヤスリの使い過ぎはコチコチを悪化させる恐れもあるので、頻繁なお手入れにはスクラブがオススメです。
保湿は毎日行うとよいでしょう。
階段やエスカレーターで、無意識のうちに前の人のかかとに目が行ってしまうことがありますよね。
かかとは、ついお手入れを忘れがちな部分ですが、こまめなケアを心掛けたいですね。
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