英語の「ありがとう」フレーズ22選!感謝の表現をおしゃれにキメる一言。
英語には「Thank you.(サンキュー)!」以外にも「ありがとう」や「感謝」のフレーズが無数にあります。スラングから丁寧な言い回しまで、英語で「お礼」を伝える表現をご紹介します。
英語には、「Thank you.(サンキュー)」のほかにも「ありがとう」を意味する言葉が驚くほどたくさんあります。
今回は、スラングから格式の高い言い回しまで、英語で「感謝」の気持ちを伝える表現をご紹介します。
「Thank you.」を含むセンテンスだけでも、次のように幾通りも考えられます。
- Thank you very much.
- Thank you very much indeed.
- Thank you so much.
- Thank you very much for your kindness.
- Thank you for your help.
- I don't know how to thank you enough.
誰もが知っている「Thank you very much.」に「indeed(インディード)」を加えるとより丁寧な言い方になります。
アメリカでは、格式ばった硬い表現であると認識されている「Thank you very much indeed.」ですが、イギリスでは、「本当にありがとうございます」という意味で、日常的に使用されます。
「Thank you for your help.」は、相手の働きに対してお礼を言うときに使われる表現で、「お世話になりました」や「助かりました」という意味です。
直訳すると、「充分に感謝する方法を知らない」となる「I don't know how to thank you enough.」は、「何とお礼を申し上げてよいのか、感謝の言葉もありません」という意味のやや改まった表現です。
- It's very kind of you.
- How kind of you!
感謝の気持ちを伝える表現には、「kind(カインド:親切な)」という単語がよく使われます。
「なんとご親切に」という意味の短いセンテンスには、簡潔でありながら心がこもっています。
「appreciate(アプリシエイト)」には、「よさを認める」とか、「高く評価する」という意味があます。
- I appreciate for your kindness.
- I really appreciate for your kindness. / I sincerely appreciate for your kindness.
- I am very appreciative of your kindness.
- Your kindness is much appreciated.
例をいくつか挙げましたが、この単語を含む言い回しはたくさんあります。
どれも「ご親切に感謝いたします」という意味で、「Thank you.」よりも丁寧な表現です。
基本のセンテンスに「really(本当に)」や「sincerely(心から)」などの副詞を添えると、より心がこもった言い方なります。
目上の人に対してや、自分が期待していた以上の働きをしてくれたことに対して感謝するときに使います。
- I owe you a lot.
- I owe you one.
「I owe you.」を直訳すると「あなたに借りがある」となります。
文字通り「借りができたね」という意味で使われることもありますが、「おかげで助かったよ」、「借りは必ず返すから」くらいの意味で捉えておくとよいでしょう。
ビジネスシーンでよく使われる表現です。
- I must express my sincere appreciation to the generosity of yours.
- I would like to address my heartfelt gratitude to the generosity of yours.
二つのセンテンスを直訳すると「あなたの寛大さを心から評価し、それを公言せずにはいられません」となります。
とても丁寧で感謝の気持ちが深いことが伝わってくるのではないでしょうか。
ネイティブスピーカーでもないかぎり、自分からはなかなか使う機会のない表現ですが、「心の底からご親切に感謝申し上げます」という意味であることを理解しておきましょう。
- Thanks.
- Thanks a lot.
- Many thanks.
- Cheers.
- Ta.
日常的に使われるのは、「Thanks.(サンクス)」など、短く簡潔な「ありがとう」の言葉です。
「many」や「a lot」がつくことで、少しずつニュアンスが変わります。
また、次に詳しくご紹介する「Cheers.」と「Ta.」。
アメリカ英語では使われない、イギリス英語独特の表現です。
悪い言葉ではありませんが、スラングの一種です。
「Cheers.(チアース)」は「乾杯」ですが、イギリス英語では「ありがとう」という意味もあります。
仲間内ではよく使われますが、丁寧な言い方ではないので、目上の人に対してや公式の場面では使わないほうが無難です。
同じく、イギリス英語で「ありがとう」を意味する「Ta.(タ)」。
このような単語があること自体に驚かされますが、どちらかというと、お年寄りに好まれる表現です。
英語には、「ありがとう」や「感謝」の気持ちを伝える言葉が無数にあり、今回ご紹介したのは、ほんの一部です。
あまりにも数が多くて、驚いたという方も多いのではないでしょうか。
英語を使う機会があるときは、その場面によって、自分の気持ちが一番よく伝わる言葉を選びたいものです。
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旅行とマーケット・蚤の市めぐりが大好きな庶民派ロンドナー。
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