疲れる、やる気が出ない…「ゆる家事・掃除・お片づけ」のコツ

執筆者: 岩舘 さゆり 職業:ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー
はじめに

家事は楽にしたいもの、と誰もが思っていることでしょう。
固定概念を外し、人の動きを中心に動線を考えると、家事が楽になります。

 

「我慢」に慣れないで

人は、自分が描いたイメージ通りにしか生きられないそうです。

時には、我慢が必要な場合もありますが、本当に我慢しなくてはいけないことでしょうか。

 

 

我慢が当たり前になったり、不便に慣れてしまうのは怖いことです。


「使いにくいけれど仕方ないから我慢している」ではなく、「どうしたら、使いやすくなるかな?」と違う角度で考えてみましょう。

暮らしの主役は誰?

例えば、「キッチンには食べ物やキッチンで使うもの以外置いちゃダメ」と思っていませんか?
しまう所に決まりも正解もありません。

安全と衛生さえ考慮すれば、どこに何をしまってもいいのです。

 

 

ママの活躍の場所!キッチン

毎日キッチンに立つママであれば、一画に自分のコーナーを作るのもいいですね。

 

パソコンを設置すれば、料理のレシピを見ながら夕飯が作れますし、合間にメルマガを読んだり、メールをチェックすることもできます。

学校や幼稚園から配布されるプリント類を保管するのも便利です。

 

衣類を畳む派?吊るす派?

衣類を収納しているクローゼットやタンスについても考えてみましょう。

引き出しに衣類を畳んで収めると、省スペースで衣替えもしやすいといわれていますが、ご自分の性格に合っていますか?

 

畳むのが苦手なら、ハンガーに吊るすというやり方もあります。

畳んでしまうよりも場所は取りますが、必ずしも畳む必要はありません。

 

共有スペースの場合

難しいのは、自分以外の家族も使う共有スペースの片付け。

誰か一人の自己満足ではいけません。

 

家族全員が満足できる空間に

家庭では、ママが片付けの主導権を握っているケースが少なくないですが、自分以外の家族にとって、容易にできる仕組みですか?

インテリアの本を真似て、見た目にうっとりしているのはママだけかもしれません。

 

 

片付けが苦手な人に合わせてあげましょう。

できること、できないこと、優先するモノは家族であっても、人それぞれです。

それらを擦り合わせることで、お互いにストレスが掛からない暮らしづくりができるのです。

片付けを一人で抱え込まないで

「どこから片付けたらいいか分からない」「一人で片付けるのは、心が折れそう」


そんな時は「片付けは自分でやるもの」という思い込みは捨てて、専門家に依頼しましょう。
料理やピアノを先生に習うのと同じで、独学よりも手っ取り早くて、間違いがない。

片付けも同じです。

 

 

一人で抱え込まず、得意な人の助けを借りると、悩む日々をあっという間に解消できるかもしれません。

 

おわりに

まずは、自分がどうしたいのか知ることが、快適な暮らしへの第一歩です。

いろいろ試してみましょう。

 

あれ?と思ったら、やり直す勇気も必要です。
暮らしの主役は、自分です。

 
 コラムニスト情報
岩舘 さゆり
性別:女性  |   現在地:岩手県雫石町  |   職業:ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー

はじめまして。岩手のライフオーガナイザー岩舘さゆりです。
片付けも、ファッションも自分のセンスのなさに楽しめずにいたのですが、
成功の法則(理論)を学んで克服できました。
今は毎日がラクで楽しいです♪
基本を知っていれば、いかようにもアレンジできます。
お隣さんと同じである必要は全くありません!
片付けのお悩みを解消できるヒントをお伝えしていきます。