コットンよりも自分の手!お肌の「お手入れ」で手を使う意味

こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。

現在は、年代をこえて美意識が高い女性が多く、化粧品成分やテクノロジーの知識があり、お使いになるスキンケア製品にも特別なこだわりがある方がほとんどだと思います。

 

アイテムを「効果的に使う」

ですが、何を使うか、何をするかに気を使っている方は多くても、せっかく見つけたアイテムを「効果的に使う」という点にまで心を配っている方は、まだ少ないようです。

とっておきの化粧品を、一滴も無駄にすることなくお肌に届けたい。
そんなあなたにお勧めなのは、お手入れで「手」を使うこと。

 


今回は、「化粧品の効果を最大限に引き出すお手入れのポイント」についてご紹介します。

自らの「手」で肌と向き合う

そもそも、私たちはスキンケアのことを「お肌の ”お手入れ” 」と呼びます。

 

古くより「手」は、様々なシーンで使われてきました。

お医者さまによる「お手当て」や、ご挨拶のときに行う「握手」、またご先祖様に手を合わせる「合掌」など、私たちの生活の中の、とても大切な場面で主役となっています。

 


何かに触れるとき、自らと向き合うとき、必ず手を使いますね。
スキンケアも同様に、自らの手を通じて肌と向き合いながら、必要なケアをすることが大切です。

 

「手を使って」スキンケアを行なうメリット
肌に刺激が少ない

特に化粧水などは、コットンを使う方も多いかと思います。

実際、肌の細かい部分に均一になじませる際や、乾燥が気になるときに化粧水をしみこませてコットンマスクに活用するには、良いアイテムです。

 


しかし、コットンは、通常のお手入れでは、意外と正しく使うのが難しく、間違った方法で使うことで、摩擦により肌を傷つけてしまい、肌にダメージを与えてしまいます。

それに比べて、手は、ご自身の顔と同じ皮膚でお手入れをするため、もっとも肌にやさしいスキンケアツールとなり得ると言えます。

 

お手入れの前にはしっかり手を洗って、清潔に保ちましょう。
また、爪やささくれなどで肌を傷つけないように、ハンドケアも施しておきましょう。

 

手のひらの温度で浸透アップ

寒い日や乾燥した状態のとき、また年齢肌では、化粧水が馴染みにくいときがあるでしょう。
そのような際は、手でお手入れをすることによって、手のひらの温度が、スキンケア成分の肌への浸透を助けてくれるという科学的根拠も報告されています。

 


特に気温が低い朝などは、まず手のひらを軽く擦り合わせたり、マッサージしたりして、温めてからお手入れを始めるのがお勧めです。

 

手のひらの温度を利用して、スキンケアをスムーズに行なうことができます。

 

温めると良いからといっても、顔は絶対に叩いたり擦ったりしないこと。
そのような刺激は、肌へのダメージとなり、シワやたるみなどの原因に繋がってしまいます。

 

環境にやさしい&経済的!

コットンを使わないことによって、資源の節約とゴミを減らすことができます。

さらに、コットンを使うと、大量にコットンに吸い取られてしまうスキンケア成分も、手を使うことによって、しっかり自らの肌に、無駄なく取り込むことが可能になります。


もちろん手のひらにも吸収され、ハンドケアのひとつにもなりますが、残りが気になる際は、首や脚などにゆっくりなじませて、全身の肌で成分を活用しましょう。

 

一度に大量の化粧水などを馴染ませようとすると、手のひらにたくさん吸収されてしまうこともあります。
少量ずつ、数回に分けて馴染ませるのがポイントです。

 

手でお手入れする際のポイント
お手入れは、鏡を見ながら

力の強さや、肌の状態を確認しながらケアしましょう。

 

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