ベビ待ち・プレマタニティ中、仕事は続ける?子供が欲しい女性向け「パラレルキャリア」のすすめ (1/2)
こんにちは、妊活アドバイザーの中村あやです。
妊活女性のお悩みの中で、とても多いのが「妊活と仕事との両立」の問題。
先日、NPO法人Fineによる、大規模調査の回答結果が大きくメディアに取り上げられ、NHKニュースでも報道されました。
調査で分かった、不妊治療を受けたことがある2,152人からの回答結果です。
- 「仕事と治療の両立が難しい」と感じた:91.9%(1977人)
- 何らかの形で働き方を変えざるを得なかった:両立が難しいと感じた人の42.3%(836人)
妊活を経て無事に出産されたタレント、森三中の大島美幸さんが突然の「妊活休業」で話題になりましたが、会社員にこういった制度はありません。
今回は、妊娠出産を望む妊活女性の、ワークライフや周囲のサポートについて考えてみたいと思います。
妊活と妊娠は、似ているようで全く異なります。
産休・育休はあっても「妊活休暇」を取ることは難しいのが現実です。
一般的に女性は、妊娠・出産でキャリアチェンジを考えると言われてきていました。
しかし最近は、その前段階のプレマタニティ時期に、早くもキャリアを左右される人が増えています。
晩婚化や共働きの進む現代社会では、様々な検査やタイミング法と言われる妊活の第一歩も含めると、多くのカップルが、妊娠のチャンスを増やすために通院する必要があります。
クリニックへの通院は、何かと時間が掛かることも多いものです。
また、有名クリニック等に通う方は、そこまでに行く時間や順番待ちなどから、半休や丸1日の休みを取得する必要もあります。
妊娠と異なり、妊活に関する企業内での正式な制度はなく、そのために休暇を貰うということは、一般的にはありません。
体外受精などの高度治療は必要がなかったとしても、夜の夫婦生活のタイミングを合わせることや、リラックスできる雰囲気作り、心身的な余裕やストレスの軽減は、勤務形態や時間と多いに関係があります。
最近、ようやく「産前産後休暇制度」への理解が定着してきた日本企業ですが、その前段階の妊活への理解には、まだまだ追いついていないのが現実です。
現代のアラサー&アラフォー妊活女性の多くが、1度は仕事と妊活の両立に悩みます。
そして、妊娠への最大の敵であるストレスのことを考えみた結果「退職する」という選択を余儀なくされているのです。
退職後、転職や個人事業主として独立をして、リ・スタートするのはそんなに甘くありません。
異なる環境での頑張りが、逆に妊娠へのストレスになってしまうこともあるでしょう。
正社員からパートや派遣社員に変われば、時間的な余裕は生まれます。
しかし、お給料が減ると自由に使えるお金も少なくなりますよね。
金銭的な余裕がないと、最先端の医療に頼ることも、自分への癒しや、鍼やマッサージなどの代替医療に頼るのも難しいという家庭が多いと思います。
企業での正社員でなければ、出産後の産休育休の手当てもなくなります。
それでも退職を選択し、転職や独立などの道を選ぶのか。
専業主婦としてやっていけるのか。
「辞めよう」と思い立つその前に、やはり慎重に考えて欲しい思います。
そう簡単には休めない!
一般的に、企業の総合職として働いていれば、業務を頻繁に抜けたり、時短で仕事を切り上げるのは難しいこともあるでしょう。
男性の多い職場で、とても周囲には話せないといった方もいらっしゃいます。
現在、夜間診療のあるクリニックは限られています。
「半休を取るなどして予約して下さい」と言われても、そう簡単には休めない。
クリニックに通うこと自体が大変であることに落ち込み、傷ついて、不妊治療を諦めてしまった方もいます。
医療機関と企業に勤務するビジネスウーマンは、お互いに分かっているようで、実は感覚が違うことも多いのかもしれません。
それぞれの理想と現実には、ギャップがあるのです。
医療機関はもちろん、サービス業として、妊活者のための様々なサポート体制を行う発想が求められる。
そんな時代になっても不思議ではないと痛感します。
退職しようと決意した、または、するかもしれないという方に1つのご提案です。
「パラレルキャリア」という言葉をご存知でしょうか?
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![中村 あや](https://lattepictures.s3.amazonaws.com/u_hh/k3/ox/bs/2b/r6/6c/mj/uv/qw/eh/o4/ci/5j/tl/s2.jpeg?Signature=hEzqRfiPi1bVO4iu7o9rP7%2BdCtM%3D&Expires=2115561661&AWSAccessKeyId=ASIAW2CT5TJQ6OH4ALVC&x-amz-security-token=IQoJb3JpZ2luX2VjED0aDmFwLW5vcnRoZWFzdC0xIkYwRAIgUQltOICzwli8XJStx6N6WDtcvyvGpjoF74eEDYDraFUCIDEyDLEd23fWmiWiD7/le53NbThRJDgx7CeXEjTiyXqxKssFCPb//////////wEQBBoMNDY4MzI3NDM4OTQ1IgzWAHGYabh%2BwIFd7boqnwUERFUclEn2xjQKu3t8QgQCjYkvzgwk16P2tzE1Xux0udvVSlhNpfXNQrQSEtMw02w6yrOhJGzYdCw2lgfcl118GnRKOPLlssSuf8ktwwa91XB75wbdZgeqn2gh7fErUr8wR8JwUd3L6aeJAkmNqDm5M040sMUDKeQi%2Bp2GR59Egf75PVNoyYxa5my2s5Uu4xZjQG9hiAdlxcVBQlwrWCpUt5o/W7vtHBfDfET/Fqo9pTRiV0lxHHj%2BU4lhIQ5elzcrdwCmGfLRRHtWVU2DUe/4SfPHG%2BAtZ90vse%2BrQjVuTuCt7U0vz4CP7O9Pujbwc4doEaO4utKSZ6V/ADhenpSwVT76IGF0mAG2H1ElI7ZkABjXQD6d7WqdoaoMsGk/fdA8lA66ymQszBlFisbchB0dmnFDFgX7PsYCIi7ElPrswpRybsRKkauTrBjteZg5JB8wTRiCpyqKoNOFY4E0kh79TKSxVQkXoqjgKwGk0s2D61IZGv49mbSS4dN/7zBkIqdUFt3HjrlvnWNDGjP5Vlyzx7PZy2Y9A1dW8gcsccBNkpyuQncJCOCwbBFggHrC9jo5EZ1UEDsm4j2m2hkAVH9UfPN8hCu8Aq2z9rvlNF7vriaCE29xq3Ldj449Usmrt3VAJEP8JCk0Q80AITj0GbJv%2Beyx6pMtK53gHkjluXlnwHJ3DJvgXkGnyldb62jhuVFgP1%2BvFt9HxF1GsepwzOWu2QA3426FrUhDjdG/zh4VBK00FnDngcJqHbkq9wY2fReXK/pcO6ESNFQRJa9xuHM//uVrxbpsImibHwMndtDopJ9ntNQOyyUJTeUNDgn6HNSKiLTR1WOn%2Bw0FVn9EQ4BNw42mMY2jVSUlpJpLFFSxxA9B8f%2BVk0yf7t6ioqyJijCT%2Bqu0BjqyAXVWt3689ide7t3o0Pji%2BPHBWL0oVJlCQoqf9GSGS9/dpkVU5/lF73UNGMPYJDymcUfCZPNmvIP8O43fztL1TKxVAaNpmAOfhKLyCwoZIMetCQpeMORgs93cvgFMQgboj3GufZYH6G2LaUCGTsw%2Bg88YMad8wLKdaX6kPhCzLndREsqRG0bmuqnjgi8hdpoCDwcCZnYuk5vww8XDUxtkQY/rrVzaha%2Bev01fqTv7uHTODfk%3D&5)
性の問題をポジティブに、男女で考えよう!
生殖医療について、日本ではまだまだハードルが高いイメージも多いかもしれません。
女性のライフプランニング、産める心と体づくり、夫婦生活や不妊治療についてわかりやすく伝えるコラムを書いていきます!
女のココロとカラダのセルフケア
Chaai-haat代表
http://www.chaai-haat.com
日本不妊カウンセリング学会会員
日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
タイ式ヨガ・ルーシーダットン講師
ベビーマッサージ講師
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