夏の夜は暑い、眠れない!ひんやり心地よく眠れる就寝時の安眠対策5選

執筆者: colonna
熱帯夜、暑くて眠れない…

夏真っ盛りの季節は、暑過ぎて眠れないこともしばしば。

冷房をつけるのは勿論得策なのですが、眠っている間ずっとつけておくのか?というジレンマに悩まされます。

 

保冷剤などはすぐにぬるくなりますし、扇風機を寝ている間ずっと付けておくのも体調には良くありません。

 

就寝時、ナチュラルに涼しくなる方法はないのでしょうか?

 

枕シーツやベッドシーツを冷感タイプのものへ変える

インテリアショップやホームセンターなどで売られている、冷感シーツ。

実際に手を当ててみると分かるのですが、かなり体感温度に違いを感じることが出来る、優秀な熱帯夜対策アイテムです。

 

ふわさらな肌触りが心地いい!

夏の間は敷きパッドとして使用すると、汗ばんだ体をひんやり、ふわっと包みこんでくれます。

寝ている間の汗もすぐに吸収し、肌に張り付くことなく快適な眠りをお届けしてくれるので、1枚購入することをお勧めします。

 

もちろん枕に敷くタイプもおすすめ。

東急ハンズ、ロフトを始め各種インテリアショップ、しまむら、ニトリなどでも取り扱われています。

 

入浴中に扇風機を冷感シーツへ当てておくと、さらにひんやり度アップ。

 

 

シーツをリネン(麻)素材へ変える

冷感シーツは放熱性が高い優れ物ですが、こちらのリネン素材も肌触りがよく、また放湿性に優れています。

 

実際、温度よりも湿度が高い方が体感温度的には暑く感じ、またじとっとした不快感が熟睡を妨げる要因となっています。

 

通気性・吸水性の良いリネンはインテリア効果も高く、お洒落なものが多く出回っていますので、お部屋の色味に合わせて模様替えしてみるのもいいですね。

 

 

エアコンは28度~29度の高めに設定を

エアコンがないと、もうどうしようもなく暑く、眠れない時もあります。

我慢をするより、高めの温度で自動設定をし、就寝後4時間程度、継続して稼働させておくのも手です。

 

睡眠サイクルに基づいて…

睡眠サイクル的に見ると、眠り始めの3~4時間程度が最も眠りが深く、成長ホルモンも分泌されています。

 

そのため、この時間に覚醒してしまうと、総睡眠時間に反比例して「眠った気がしない…」「疲れが取れない」などの症状に悩まされることになります。

 

夜明け頃まで薄く浅く稼働させておく

上記を防ぐため、エアコンを29度などに設定をし、ごく弱く稼働させるか、または自動設定で動かし、4時間後(ちょうど夜明け頃)に稼働が切れるよう、タイマー設定をしておくとよいでしょう。

 

電気代が気になるところですが、設定温度が高いので思ったよりは高額にならず、むしろ夏の間は必要経費と割り切った方が、ストレスもなく過ごせそうです。

 

扇風機を「強」にして壁に当てておく

どうしても冷房が嫌、寒すぎるなどの場合は、扇風機を活用しましょう。

 

とはいえ直接肌に当てるのではなく、風の強さを「強」モードにして、ベットや布団側の壁に当てます。

風が跳ね返り、就寝中の身体に涼しい風が循環してくる位置を探しましょう。

 

なお、間接風であっても、上半身や腰回りばかりに風が来ると体調不良を招きかねません。

なるべく足首あたりに風が来ると、全身の温度も下がりやすいのでお勧めです。

 

 

お風呂にハッカ油を数滴。 

虫除けなどに絶大な効果を発揮する「ハッカ油」。

お風呂に2~3滴入れると、入浴後もすーっとした冷え冷え感が味わえます。

 

お風呂上がりの暑さがなかなか抜けない、お風呂上がりに汗を大量にかいてしまいパジャマがぐっしょり…などという悩みも、ハッカ油で解決です。

ハッカ油上がりのお肌は、扇風機や冷房の風も一段とキンと涼しく感じさせてくれるので、夏に1本持っておくと重宝します。

 

ちなみに入れ過ぎると「寒い」とすら感じるほどですので、多くても3滴で我慢しておきましょう。

 

 

おわりに

暑い夏は、特に睡眠の質が疲労回復の度合いを直に左右しますので、熟睡は死守したいところ。

 

上記で挙げたポイントを実践してみると、かなりの確率で快適に眠りに就くことが出来ますよ。