親や親戚へのお中元におすすめ!風呂敷の包み方「お使い包み・隠し包み」のやり方 (2/2)

執筆者: 柳澤ゆり子 職業:日本茶サロン主宰/日本茶アドバイザー/煎茶道師範
「お使い包み」からのアレンジ♪ よりフォーマルな「隠し包み」

「隠し包み」は、その名の通り、結び目が隠れた結び方です。

結び目が隠れることで、上品で、よりフォーマルな印象になります。

 

 

では、「隠し包み」の包み方を見ていきましょう。

 

「お使い包み」の完成形から始めます

 

真結びの下にある、上角Aを引き抜きます

 

Aを結び目の上にかぶせたら、完成です!

 

おわりに

「隠し包み」の手順は、お使い包みをした後に、結び目の下の布を引きぬくだけなので簡単です。

結び目が隠れるだけなのに、随分印象が変わるのが、風呂敷の面白いところです。

 

通常紙袋に入れて持参していたお中元を、風呂敷に包んで持っていくだけで、大人の女性らしさを演出できます。

ご両親や親族も、日本の伝統を大切にした振る舞いを見れば、その成長ぶりを喜んでくれることでしょう。

 
 コラムニスト情報
柳澤ゆり子
職業:日本茶サロン主宰/日本茶アドバイザー/煎茶道師範

自宅サロンにて「季節の和菓子と楽しむ日本茶サロン」及び「風呂敷塾」主宰。
身近な日本茶や和菓子・風呂敷から、四季のある日本で暮らす幸せを再認識して頂けたら♡と思い「美味しく楽しく美しく♪」をモットーに活動中。

煎茶道師範としても(まだまだ駆け出しではありますが)お稽古をさせて頂いております。ふろしき研究会所属。

ブログ:柳澤櫻園の『和の茶論(サロン)』かまくら http://wanosalon7.exblog.jp