タイでは、入浴時に石鹸やボディーソープを使わず、シャワーだけで済ます人も多いと聞いたことがあります。
タイでアトピー等に悩む人が皮膚科へ行くと、医師から石鹸やボディーソープを使わないよう勧められた人もいます。
普段、私たちが当たり前のように使っている入浴アイテムについて、美容の観点から考えてみたいと思います。
近年、日本では、お風呂で体を洗う時に、ボディタオルを使わないで手で洗う「手洗い派」が急増しているそうです。
それぞれ、言い分があります。
ボディタオル派は、「手の届かないところもしっかりと洗いたい」から。
一方、手洗い派は、「タオルを使うことによる摩擦や刺激が少なく、肌荒れを防ぐことが出来る」「マッサージ効果がある」等の理由で、ボディタオルを使うのを止めたようです。
確かに、タオルやボディブラシを使ったゴシゴシ洗いは、摩擦刺激が強く、肌に悪影響を与えると言われています。
体の汚れは手洗いで落ちます。
よく泡立てたボディソープで、やさしく手で洗う気持ちよさ。
未体験の方には、ぜひ一度試してみることをお勧めします。
最初にお話したように、タイでは、習慣的に、石鹸やボディ―ソープを使わない人がいます。
日本では、肌や環境への影響を考えて、石鹸素地(脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウム)以外の洗浄成分を多く含むボディーソープを使わないようにしている人もいます。
石鹸も、使用量や使用頻度を減らす人もいます。
日本では、香料・着色料・防腐剤等無添加である、「MIYOSHI」の無添加石鹸等が有名でしょう。
タイでは、「MADAME HENG(マダムヘン)」等からベビー用石鹸が販売されており、美容への関心の高い女性からも人気を集めています。
固形石鹸の形とした合成洗剤も存在し、見た目だけでは判断が難しいものです。
また、宣伝文句を鵜呑みにするのも危険です。
特に、敏感肌の方は、成分をよく調べてから購入するようにしましょう。
ハーブ入で、美肌効果や老化防止効果が期待される、米ぬか油を配合したボディケア用石鹸として、「THANN」や「HARNN」、オーガニック素材を扱う「EAB」の石鹸等があります。
中でも、30を超える国で販売されるようになった「HARNN」の石鹸は、タイでは、比較的お手頃に購入できるということで、観光客の間で人気です。
ただ、現在1個170thb(2015年4月5日時点のレートで約624円)にまで値上がりしています。
日本では、750円(税抜)で売られていることから、それほど価格差が無くなっています。
フェイスケア商品も豊富にあります。
外国から日本へ石鹸を含む化粧品を持ち込む際、販売目的の場合は薬事法の規制を受けます。
個人使用目的の場合は、厚生労働省確認済輸入届等は不要です。
ただし、商品の上限金額や個数制限があり、概ね「標準サイズで、1品目24個以内」とされています。
買い過ぎ等には気を付けましょう。
お肌に悩みをお持ちの方や、より美しいお肌を目指したい方は、ボディタオルを使わない体洗いや水洗い、いつもと違うこだわりの石鹸での体洗い等を試してみるのはいかがでしょうか。
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