春は可愛い花束を!ヒヤシンス&チューリップの球根の育て方 (1/2)
こんにちは、フローリストの宇野知子です。
今回は、春に花を咲かせる球根植物の後編のお話しです。
ぜひ「春のガーデニング、球根植物の植えつけ時期・種類・飾り方」と合わせてお読み下さい。
ヒヤシンスの球根は、不思議と花色により若干色が異なります。
今の季節は、写真のように、球根の色別に鉢植え販売されていることが多いのですが、中央にある鉢の札が3色のヒヤシンスになっています。
実は出荷の際、生産者さんが、咲く花色の札を付けてくれていているのです。
この鉢は、紫・ピンク・白の球根が植えられているということ。
そもそも、3個の球根の色が違いますね。
好みの色を探すことも、楽しみのひとつかと思います。
こちらは、上記のような鉢物を、我が家の洗面台に飾った時の写真。
信じられないかもしれませんが、手前で水に生けているヒヤシンスも、実は後ろの鉢植えの花でした。
球根が丸々と太り栄養を蓄えている場合、1番目の花が咲き終わった後に花をカットすると、2番目の花が咲くことがあります。
結局、この3個の球根からは、6本ものヒヤシンスの花が咲き、楽しませてもらいました。
ヒヤシンスの花を花瓶で飾る場合は、お水を少なめで飾って下さい。
茎がドロドロとして腐りやすいので、こまめに水替えをして、茎の切り口を少しずつカットします。
ヒヤシンスだけの花束。
甘い香りもお洒落な贈り物です。
童謡「ちゅーりっぷ」にあるように、幼い子供から大人まで、みんなが好きなチューリップ。
春の花の代名詞となっていますね。
秋に球根として出回る他、今から春までの季節は、鉢物として葉や花芽が出た状態でも出回ります。
スタンダードに咲く品種から、八重咲き、ユリ咲き、パロット咲きなど、様々な咲き方の品種があります。
色も、赤・白・黄色・オレンジ・ピンク・紫など豊富です。
切り花として飾る場合は、水は少し少なめにします。
また、日が経つにつれて少しずつ茎が伸びますので、水替えの度に切り戻して飾って下さい。
チューリップは、花束としても春のギフトにピッタリです。
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フローリスト
フラワーコーディネーター
フラワーショップ『La vie en Fleur』経営。
花教室運営に加えて、親子で楽しむ花のある生活を提案、
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フラワーアート作家としても活動。
手作り雑貨サイト等で販売もしています。
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『花育のすすめ』(三省堂)
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