若い女性がいま夢中の「スパークリング日本酒」とは?種類、保存方法、おすすめグラス紹介
日本酒にもシャンパンのようなスパークリング日本酒があるのをご存知ですか。
いま若い女性の間で、スパークリング日本酒が注目されています。
昨年宝酒造株式会社が行った「日本酒に関する意識調査 2013」によると、日本酒のイメージが大きく変わり、女性や若い世代を中心に「スパークリングタイプ」に高い関心を示しているそうです。
発酵が終わりしぼる前の状態のものを粗ごしし瓶詰めしたお酒で、酵母が生きているため弱い発酵が続いています。
比較的発泡力が強いため、穴開き栓を使用しガスを逃がしているものもあります。
にごりのクリーミーな味わいを楽しめるお酒です。
しぼった清酒に発酵途中のものを入れて、瓶内でさらに発酵させ炭酸ガスを瓶内に閉じ込めたお酒です。
多くのお酒はにごっていて、発泡力が強いタイプが多いです。
日本酒は、発酵の過程でアルコールと炭酸ガスを生成します。
発生した炭酸ガスを揮散させないで、お酒内に留めたお酒です。
にごりは無く透明で、瓶の底から立ち上がる細かい気泡はシャンパンのようです。
日本酒の発酵の過程で発生したものではなく、後から炭酸ガスを充填したお酒です。
日本酒は搾った時点で多少炭酸ガスを含んでいます。
しぼり機から直接瓶に詰める直汲みタイプのお酒は、軽い炭酸を含んでいますので、シュワッとした微発泡感を楽しめます。
発泡性の強い活性にごり酒や瓶内二次発酵タイプのお酒は、開栓するときに吹き出してしまったり、炭酸ガスを閉じ込めたお酒は栓が飛ぶことがあります。
私も数回経験がありますが、発泡力が強いと天井まで吹き上がってしまい大変なことになりますので、開栓時は注意が必要です。
冷蔵庫から取り出したら、衝撃を加えないようそっと置いてから開栓します。
普通スクリュータイプの栓を使用していますので、少し栓を緩めると直ぐに泡が上がってきます。
上まで上がってきたらすぐに栓を締めます。
締めると泡は下がっていきますので、これを何度か繰り返していると、やがて吹き出しが弱くなり栓を開けることが出来ます。
ボウルなどを用意して、その中で開けると吹き出しても安全です。
飲み残したお酒を冷蔵庫で保管する場合は、ビンを立てて保管して下さい。
横にして冷蔵庫に入れると吹き出す恐れがありますし、穴開き栓を使用した瓶の場合は横にすると穴から滲み出ることがありますのでご注意ください。
スパークリング日本酒は、多くが生酒のため、冷蔵保存が基本です。
シャンパンのような細かい気泡を楽しむには、グラスが向いています。
底から立ち上がる細かい気泡を眺めながら飲むのも楽しみの一つです。
にごりの白を際立てるには、黒い陶器のぐい飲みに注ぐのをお勧めします。
ぐい飲みに顔を近づけると、プチプチと泡が弾けて顔に当たるのも、にごり酒の醍醐味です。
ドロッとしたにごり酒が飲みにくいと感じる場合がありますが、この場合はグラスで飲むと比較的スッキリとした味わいに感じられます。
グラスの底から立ち上がる気泡やプチプチと弾ける泡、にごりのクリーミーな味わいや爽やかな清涼感など、今までの日本酒にはないスパークリング日本酒ならではの新感覚の味わいが、今女性や若い世代の注目を浴びています。
スパークリング日本酒は、クリスマスやコース料理の乾杯用のお酒に適しています。
お酒を飲むシーンに合わせて、スパークリング日本酒をお楽しみ下さい。
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