最近ブームの「新感覚日本酒」って?可愛くて飲みやすい、新しい日本酒の楽しみ方
日本酒と聞くと、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。
辛口とか晩酌などのイメージが浮かんできませんか?
良い日本酒が手に入った時は、とびっきりの酒の肴を用意して、日本酒を楽しむ方が多いのではないでしょうか。
奥さん方の中には、日本酒は酒の肴を用意しなければならない面倒なお酒と考えていらっしゃる方もおられるようです。
今は共稼ぎのご家庭が多い時代で、奥さんも旦那さんと一緒に飲みたい、しかし旦那さんが晩酌をすると奥さんが飲めなくなるので、全て片づけた後、夫婦でゆっくりお酒を楽しむと言う方もいらっしゃいます。
現代の生活シーンにピッタリの酒の肴が無くても、お酒だけで楽しめる新しい感覚の日本酒があります。
今回は、そんな新しい日本酒をご紹介しましょう。
日本酒は今までワインや焼酎に抜かれ、じり貧の状況にありました。
地方の蔵では、若者の日本酒離れや中高年の需要の減少から、地元での販売もじり貧となり、蔵を閉めるところも出てきています。
そのような現状を踏まえて、蔵の跡継ぎは彼らが食べ親しんできた現代料理に合う日本酒や、今までの日本酒の味の方向性とはまったく異なる、面白い日本酒を造り始めました。
そのような状況はここ5~6年のことで、若い造り手が現代の文化や食文化を背景として、彼らの感性に基づいた日本酒を造り出したことで、日本酒は変わってきました。
今までの日本酒の概念に囚われない新しい発想から生まれた日本酒を、私は「新感覚日本酒」と呼んでいます。
日本酒臭くない、個性を前面に打ち出したお酒で、ほとばしるような酸味、キュートで饒舌な甘味、陰影に富んだ魔性の旨味。
バニラアイスクリームのような香り、フェミニンなフレーバー、シュワーっとした微発泡感、今までの日本酒には無い愉しい個性に溢れた日本酒です。
魅力的な味わいを持っているためお酒だけで愉しめ、もう肴はいらないと思えるほどです。

日本酒は料理と合わせると味わいが変わることがあります。
例えば甘口のお酒も、油脂分の多い料理と合わせると、不思議と甘さを感じなくなります。
しかし日本酒だけを味わえば、そのお酒本来の味を堪能することが出来ます。
シュワッとした爽快な発泡感とフェミニンな香を持ったタイプは、どなたが飲んでも美味しいと思えるお酒です。
柑橘系の爽やかな酸味と甘味のバランスが巧みに取れた甘酸っぱい味わいは、日本酒であることを忘れさせるようなお酒です。
バニラアイスクリーム系の香りが高く甘口でも甘味が爽やかに切れ、存在感のある味わいはお酒だけで充分に楽しめます。
味わいの濃い貴醸酒は氷を浮かべてもいいですし、スパークリングウオーターで割っても良いです。
子供を寝かしつけた後、好きな音楽を流しながら夫婦でゆっくり日本酒を味わう。
とても素敵ではありませんか。
チーズやカラスミなど、ちょっとした酒のつまみを洒落た小皿に用意するのも良いですね。
「このお酒とってもフェミニンな感じがする、いやもうちょっとガーリー寄りかな、あまり甘くない。」
こんな会話が聞こえてくるかも知れません。
皆さんもぜひ新感覚日本酒を肴無しで味わってみてください。
もっと日本酒の味が良く分かり、味わいの新たな発見をするかもしれません。
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