職場の人間関係が悪い!会社の対人関係がうまくいかないとき試したいこと
職場の人間関係が悪いとき、小手先のビジネスコミュニケーション術はNO!会社の対人関係を改善するにはまず「自分との対話」から始めよう
職場の人間関係は、退職理由の1位です
こんにちは、NLPトレーナー&カウンセラーの平井妙子です。
職場における悩みの多くは、人間関係です。
対人関係といえば、コミュニケーション。
コミュニケーション力の低下からくるものが多いというあらゆるデータもありますし、実際のカウンセリングでも相談が増えてきています。
「自分が思っている通り、期待通りコミュニケーションが取れないと落ち込んでしまう」のではないでしょうか?
ありがたいことに、コミュニケーション力を高めるためのセミナーや本もたくさんあります。
きっと参加したり読んだことはあるはずです。しかし、中々上手くいかないことが多い。
それは、他者に向けた小手先のスキル・ノウハウ重視だからなのです。
世に出回っているコミュニケーション術には実は盲点があって、これらに書かれてあるスキル・ノウハウを行う前に、まず「自分とのコミュニケーション」が大切なのです。
これが出来ていないと、他者とのコミュニケーションは上手くいきません。
出来たとしても、それは表面上のコミュニケーションに過ぎません。
ストレスケアにも「自分とのコミュニケーション」は必要となります。
では、どうすれば「自分とのコミュニケーション」ができるのでしょうか?
簡単にアプローチできる心理学的方法を3つご紹介しましょう。
例えば「胃が痛い」「身体がだるい」といった身体症状があれば、その個所に意識を集中させます。
そして「どんなメッセージ隠れているの?」「どうしてこの不調(症状)が生まれてきたの?」「私に何を教えてくれようとしているの?」「それはどんな気持ち?」などと問いかけてみます。
すると、色々なことを教えてくれます。
そのきっかけとなった事柄を解決していくことで、自分が楽に生きやすくなってきます。
一見、ネガティブなことに対しては誰もがスルーして考えたくないものですが、そこに答えが隠れているのです。
また逆説ですが、その答えに対して対応していかない限り、不調は続いてしまうとも言えます。
例えば、イライラしている時は呼吸が乱れています。
反対にリラックスしている時は規則的で落ち着いた呼吸になっています。
これを利用する、つまり呼吸をコントロールすることで、感情のコントロールも可能になります。
簡単な方法ですので、利用しない手はありませんね。
他者からマイナスな言葉がけをされたら、どんな気持ちになりますか?
「どうしていつまでたっても出来ないんだ?」「ダメな奴だ!」「○○と比べてお前は…」などと言われたら、腹が立ちますし、嫌な気持ちになるはずです。
ですがどうでしょう?
もしかすると、自分から自分に言ったりしていませんか?
自分を卑下すると元気がなくなるのも当然です。
心と身体は繋がっています。
心に蓋をしてしまっていても、身体は正直。きちんと反応しています。
「自分とのコミュニケーション」は内観や瞑想など色々とありますから、学んでみるのも良いでしょう。
自分と向き合うことが出来ると、他者とも上手く向き合うことが可能となります。
何故なら、コミュニケーション力を高めるための基本は「観察力」ですから、自分自身の観察は必須なのです。
心眼を鍛えていくことです。
そうすると、コミュニケーションのスキルは今まで以上の結果を発揮するようになるでしょう。
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