認知の歪みセルフチェック!認知療法で不安やストレス、イライラの原因を探る
不安やストレス、いつもイライラしやすい原因は「認知の歪み」かもしれません。認知の歪みを治す認知療法3ステップを試してみませんか?
こんにちは、NLPトレーナー&カウンセラー平井妙子です。
仕事や人間関係で嫌な思いばかりする…。
あるいは、自分自身を責めてみたり…。
イライラやストレスを生み出しているのは、脳の思考癖も関連しています。
自分の思考パターンの偏りに気づくことができる「認知の歪みのパターン」をご紹介します。
極端な完璧主義の思考パターン。
「いつも~である」「決して~ではない」「白か黒でしょう!」
1度や2度の失敗を常におこることだと思い込む思考パターン。
よくないことがあると 「いつも決まってこうだ」「やっぱりこうなる」「お前はいつもそうだ」と思う。
良い部分をまるで意識できなくなる。
「ひとつのこと」しか見えなくなる思考パターン。
自分だけの心の眼鏡をかけている状態。
「記念日を忘れるなんて、私のことなんて、どうでもいいんだ…」
「〇〇だから〇〇に決まっている」
良いことを悪いことに置き換えるパターン。
「イケメンの彼とデートで嬉しいけど、みんな陰で笑ってるよね」
- 心の読みすぎ(読心術):相手がどう思っているか決めつけてしまう。
「私に注意ばかりする。だから私のこと嫌いなんだ」
- 先読みの誤り:誰にも分かるはずがない将来を決めつけてしまう。
根拠なく、マイナスな結論を出す。「この病気は治らない」
マイナスは大きく、プラスは小さく考える思考パターン。
(他人の場合はその逆に考える)
短所や失敗を大袈裟に考え、長所や成功を評価しない。
感情を根拠に物事を決めつけてしまう思考パターン。
「不安で一杯。だからきっと上手く行かない」
「ここまで怒らせるとは。あの人は最低な人間だ」
「~すべき」「~でなくてはならない」「~すべきでない」「常識」「普通」「当たり前」というマイルールを押し付ける思考。
自分自身(および他者)にプレッシャーを与え、規則に従わせる。
自分や他者に柔軟性のないイメージを創り上げて、そのイメージを固定してしまう思考パターン。
「私は負け犬だ」
物事の責任が責任のない自分にあると考える。
「私が全て悪いんだ」(逆パターン⇔責任転嫁)
過去の経験や情報、学び、教え、教訓などから「信念」や「価値観」が創られています。
それらが、脳のパターンが形成させるきっかけになっているのです。
他の答えを見つけてみましょう。
「色は白と黒だけではなく、赤も青も緑も…たくさんある!」
「負け犬?そもそも、犬に勝ち負けなんてある?」
主観的であると、マイナスな出来事はマイナスの感情を生み出すことが多いでしょう。
自分を客観視することで、プラスの面も知ることが出来ます。
「違う解釈」も見つけやすくなるでしょう。
上記パターンに当てはまっている数が多ければ多いほど、ストレスやイライラも増えます。
自分の視力に合っていない眼鏡をかけて、「自分や他者、世の中を見て、あるいは比較して、マイナス感情を抱いている」という構図が見えてきたのではないでしょうか。
度数の合っていない眼鏡は、気分や体調も良くないですよね?
快適な毎日を過ごすためにも、心の眼鏡度数の調整、ぜひ行ってみて下さいね。
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