今よりもっとデキるビジネスマンに!自分の殻を破り、潜在能力を引き出すための3つの思考法

執筆者: 竹内慎也 職業: 人材育成のウィル・スキル・アソシエイト株式会社 代表取締役
はじめに

こんにちは。考動型営業育成トレーナーの竹内慎也です。


私たちは普段、なにげなく自分の限界を決めてしまっています。

自分の潜在能力の全てを使いこなせていないのです。


例えば、営業マンならこう考えることがあるでしょう。

 

「どうせ頑張っても無理だ」
「先月はこれ位しか売上を作れなかったから、今月もこれ位だろう」
「自分にはこういうのは苦手で、どうせ出来ないし」

 

ここに大きな落とし穴があります。
これは「意識的に自分にストップをかけている」ということです。

これは非常にもったいないことです。

もし、ずっとこういう考え方でやっていくと、どのような結果になるでしょう。

何かにつけて「制限」が入り、新たな自分を開拓出来なくなってしまいます。
その結果、自分自身が全く成長できないということになってしまいます。


このようにならないために、今回は自分の殻を破るための3つのポイントをご紹介します。


 

大きく考えてみる

今後の目標ややりたいことなどを、一旦「大きく」考えてみましょう。

 

例えば営業マンであれば、いつも売上が100万だとすると、倍の200万、3倍の300万という視点で物事を考えてみます。
もしそれでも何も浮かばなかったら、さらに大きく考えてみます。

この数字の例ですと、1000万程でしょうか。


そして、1000万という状態を考えた上で、200万を見てみて下さい。

一気にハードルが下がった印象を持ちませんか?


これが、大きく考えてみる1つの効果です。

大きく考えることで、他の物事が小さく現実的に見えてくるわけです。

変わることを決める

「自分の殻を破る」ということは「成長する」ということです。

これには、さらに「自分が変わること」が追加されます。

 

自分を変えれるのは、自分しかないということです。


自分の殻を破るためには、自分を変えることにコミット(決意表明)するしかありません。
そして、コミットメントすることで、変わる1歩を踏み出せているわけです。

 

願望ではなく、断定する

よく、理想や願望ばかり口にする方がいます。
例えば「~になりたい」「~をしたい」といった形です。


もちろん願望や理想も大事ですが、これだけでは絶対達成できません。

なぜなら願望で終わってしまうからです。


本当に達成したいのであれば「~である」「~が出来ている」という、言い切りの状態断定の状態で物事を捉え直して下さい。


例えば「トップセールスになりたい」ではなく「自分はトップセールスである」と断定するわけです。
このように言い切ることで、なりたい自分の姿に近付いていきます。

おわりに

自分の殻を破るには、以上の3つのやり方で、まずは「自分の考え方」の殻を破るしかありません。

これを続けることで、自分の殻はどんどん破れていきますよ。

是非トライして下さいね。

 

 
 コラムニスト情報
竹内慎也
性別:男性  |   現在地:osaka,japan  |   職業: 人材育成のウィル・スキル・アソシエイト株式会社 代表取締役

大学卒業後、DJとして活動するも挫折。1年出遅れ、リフォーム訪問販売会社に入社するが、結果は出ず売れない社員となる。その後、ベンチャー企業への出向や、ECビジネスの新規事業に関わるも挫折し退職。
何もやることのない状態の中、 たまたま家にあった物をネット販売し売れたのをきっかけに、ネットショップ開設、アフィリエイトで月収120万円を達成。しかし半年後、有頂天の反動により急激に売り上げが下がり、断念する。
その後、株式会社インテリジェンスに転職。この時、「絶対にトップセールスになる」と誓い、翌年新人賞を獲得。さらに年間トップセールスに輝き、全国での入賞の常連となる。また、管理職に昇進後は、チーム・グループ単位でも連続入賞するなど個人でなく組織での業績貢献をする。
2009年、個人でセミナー・異業種交流主催団体「ファーストクラス」を会社勤めのかたわらスタートし、1年間で1000名以上を集客する。
2010年退職。フリーで研修講師として「質問力と仮説構築力・行動設計強化」の研修を実施。
2011年、法人営業研修会社「ウィルスキルアソシエイト株式会社」を設立。
代表取締役に就任し、 営業研修・階層別研修・業界特化研修・コンサルティングを開始。毎日講演を目標に、苦労体験から営業、コミュニケーションまで幅広いジャンルを持つ。現在は年間研修150回以上実施。
過去に開かれたセミナーの満足度は累計で98%に達している。

2012年6月に初の著書非エリートの思考法
を出版。若手、中堅、初級管理職の育成も手掛ける