Excel(エクセル)のポテンシャルが凄い!便利な使い方まとめ
こんにちは、ITコンサルタントの池本伸治です。
ビジネスユースだけでなく、パーソナルユースでもよく利用されているExcelですが、皆様はどのような目的で利用されていますか?
Excelは奥が深く、様々な用途で利用することができます。
WordやPowerPointを使わず、Excelだけで全てをこなす方もいらっしゃいます。
今回は「Excelで一体何ができるのか」をまとめてみたいと思います。
まず、一番多い使い方が、各種の文書を作ることだと思います。
文書作成ならWordでできるのですが、Excelでは、表形式の文書、報告書などの規定フォーム、予定表、プレゼン資料などWordよりも、ある意味、簡単に整理した形で作ることが可能です。
特に、IT関連会社では、設計書などの文書をExcelで作ることが多くなります。
1つのブックで、色々なレイアウトのシートをまとめて管理できるので、一連の文書を整理するのに適していると言えるでしょう。
文章だけでなく図形やイメージが多い場合は、Wordより扱い易いので、Excelを使うことが多いようです。
次に多い使い方は、表計算機能を使った文書の作成でしょう。
Excelが単なる文書作成ツールではないのは、以下のような機能があるからです。
- 計算式(四則演算や関数)を設定して計算結果を表示したり、結果によって文字色を変えたりできます。
- 表から各種のグラフを簡単に作成できます。
- ピボットテーブルやフィルター機能で、データ分析をすることが簡単にできます。
このように、単なる固定的な文書ではなく、自動計算した結果を反映したインテリジェントな文書の作成ができるのも特徴と言えます。
Excelでデータを整理する時、先頭行に項目見出しを入力して、次行目以降にその項目に対応するデータを入力すると、それらの表は「データベース」という意味を持つデータの塊となります。
データベースを基に、前述のピボットテーブル機能を使うと各種のデータ分析が可能です。
ピボットテーブルとは、縦軸と横軸に集計したい項目を配置して、任意の数値データを集計した表のこと。
例えば、顧客別(縦軸)月別(横軸)売上(数値)推移表のようなものです。
また、フィルターの機能を使うと、データを並び替えたり、条件に当てはまるデータだけを抽出するようなことが簡単にできます。
Excelには、マクロとExcel VBA(Visual Basic for Applications)というプログラムで、操作を自動化する機能があります。
VBAは初心者の方には少し難しいですが、Excelには「マクロの記録」という、一連の操作した内容をマクロとして記録してくれる機能があります。
定型の操作であれば、初心者の方でもマクロで操作を自動化することができるでしょう。
Excel VBAは、Excelならではの優れた機能を利用して、複雑なレポートを自動作成したり、データ処理するのに大変有効なツールと言えます。
Excelの持つ機能を上手く利用し、VBAで処理を自動化するのがExcel VBAを使用するコツです。
Excelで出来ることを、ざっとまとめてみました。
改めて、Excelの可能性について気付いて頂けたら幸いです。
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