ロジカルな話し方実例!仕事で「何言ってるか分からない」と言われたら
忙しいビジネスマン向け!プレゼンや報告の話し方を、ロジカルシンキングを織り交ぜながら説得力のある言い方に変えてみましょう。デキるビジネスマンは実践しています。
こんにちは。考動型営業育成トレーナーの竹内慎也です。
「文章作成」「プレゼン」「ホウレンソウ」はビジネスに必要なスキルです。
文章・口頭表現での、ロジカルシンキングの活かし方についてご紹介します。
ロジカルシンキングを活用すると、わかりやすく、説得力のある文章になります。
今回は、「報告」に関して応用するパターンをご紹介します。
例えば、このような内容です。
- 結論 「本日の業務報告ですが、3件27万円成約致しました。」
- 具体説明「内訳は、A社が10万円、B社が11万円、C社が6万円の成約でした。」
- 意気込み「今日はよかったのですが、明日以降のアポが入っていないので、明日はまず商談を3件入れます。」
最後は、意気込みなどを言うのも1つだと思います。
そうすると、3段階で表現をすることが出来ます。
パワーポイントなどで、資料を作成する場合です。
PREP(プレップ)法を応用することで、ロジカルシンキングを活かしたプレゼン資料が作成できます。
例えば、このような資料になります。
- 「今回のご提案は○○です。これをやることで御社には××な結果が得られます。」
- 「今回お勧めする理由は下記の3つです。1つ目は…」
- 3枚目:ユーザーの声、一覧
- 4枚目:3名程ピックアップした具体的な内容
- 5枚目:データを入れる。
ここのページを総括すると、このような表現になります。
「これまで1000名のお客様からお声を頂き、その中でも特にお喜び頂けたのがこちらです。それは、データにもしっかり反映されています。」
- 「お客様にも××なメリットがありますので、一度ご利用頂ければと思います。」
ロジカルシンキングを応用すると、どういう構造で作ればいいかが、かなり理解できるようになりますね。
口頭表現でロジカルシンキングを活用する場面は、実は日常的によくあります。
特に1分以内など、短時間のプレゼンや伝達は、日々何度も行いますよね。
論理構造の分かりづらい話をされると、理解するのに時間がかかるります。
その上、理解されない、興味を持ってもらえないといったことになりかねません。
口頭表現は、「10秒で説明する」「一言で理解してもらう」が求められてきます。
例えば、このような口頭説明を求められたとします。
あなたならどうしますか。
さまざまな情報に触れ、いくつも情報を探されると思います。
そして、情報の質を高めるため、無駄な情報をそぎ落としていかないといけません。
短時間で、全てを伝える事はできないからです。
一言で表現できるメッセージを作りましょう。
例えばですが、このケースならこのような結論を出しておきます。
- 結論
今回は要点を求められているので、主要なポイントを3つほど用意しましょう。
このような内容になります。
- 事実、事例など
「水素で走る自動車は確かにすばらしいですが、現状まだ3つの課題があります。
1つ目は、水素ステーションの不足です。
2つ目は、自動車の価格が高い事です。
3つ目は、納車までの期間の長さです。」
最後に、あなたが考える今後の展望などを付け加えます。
- あなたの主張、見解、推論
「現状ではこのような課題があります。
2025年をめどに、ステーションの増加、販売台数増加による価格の低下、短納期化が起こる、と推測されています」
「要旨をまとめる」「課題をまとめる」「展望をまとめる」など、このような流れも、立派なロジカルシンキングです。
ぜひ、論理的な表現にチャレンジしてみて下さいね。
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大学卒業後、DJとして活動するも挫折。1年出遅れ、リフォーム訪問販売会社に入社するが、結果は出ず売れない社員となる。その後、ベンチャー企業への出向や、ECビジネスの新規事業に関わるも挫折し退職。
何もやることのない状態の中、 たまたま家にあった物をネット販売し売れたのをきっかけに、ネットショップ開設、アフィリエイトで月収120万円を達成。しかし半年後、有頂天の反動により急激に売り上げが下がり、断念する。
その後、株式会社インテリジェンスに転職。この時、「絶対にトップセールスになる」と誓い、翌年新人賞を獲得。さらに年間トップセールスに輝き、全国での入賞の常連となる。また、管理職に昇進後は、チーム・グループ単位でも連続入賞するなど個人でなく組織での業績貢献をする。
2009年、個人でセミナー・異業種交流主催団体「ファーストクラス」を会社勤めのかたわらスタートし、1年間で1000名以上を集客する。
2010年退職。フリーで研修講師として「質問力と仮説構築力・行動設計強化」の研修を実施。
2011年、法人営業研修会社「ウィルスキルアソシエイト株式会社」を設立。
代表取締役に就任し、 営業研修・階層別研修・業界特化研修・コンサルティングを開始。毎日講演を目標に、苦労体験から営業、コミュニケーションまで幅広いジャンルを持つ。現在は年間研修150回以上実施。
過去に開かれたセミナーの満足度は累計で98%に達している。
2012年6月に初の著書非エリートの思考法
を出版。若手、中堅、初級管理職の育成も手掛ける
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