家探しのポイントをおさえて、快適な引越しを - 賃貸選びでここだけはチェックしておきたい3つのポイント

執筆者: Omi

日本に住んでいる限り、引越しと賃貸生活は毎日に切っても切り離せない関係です。一生の中で賃貸生活を全くしないという人はまずいないと思います。そして、この賃貸選び、多かれ少なかれ失敗した経験もあるのではないでしょうか?

今回は、第一弾として、まずは新生活に備えて賃貸選びで、ここだけはチェックしておきたいポイントを解説していきます。うまく選んで快適で経済的な賃貸生活をしていきましょう。

 

 

賃貸での生活は静粛性が最重要!

賃貸選びで、チェックするポイントはおそらく人それぞれ違うのではないかと思います。人によって予算もバラバラでしょうから、予算の許す限りで良いところに住みたいのは誰もが思うところです。しかし、まずは賃貸生活の基本となる静粛性から見極めていきましょう。

どうしても賃貸は共同生活ですから、赤の他人と一つ屋根の下で暮らさなければいけません。安い賃貸などでは、壁の作りが甘くて物音が筒抜けということも多々あります。まずは、賃貸をしっかりと下見して、その際に部屋の中で手を叩いてみてください。作りの甘い賃貸は、物音がよく響きます。それだけ防音性や吸音性が低いということでもあり、生活時間の違う人が隣の部屋に住んでいたら大きなストレスになります。

また、賃貸の構造で防音性を見極めるのも一つの方法です。一番静粛性が高いのは、全面鉄筋コンクリートの住宅です。コンクリートは、最も防音性が高いからです。マンションやアパートでありがちなのが「鉄骨造」という構造です。コンクリートではなく、鉄筋が入っているだけで壁や床は木で作られています。鉄筋が入っている分よく響きます。

予算の関係などもあるでしょうから、角部屋を選んで、なるべく直接となりの部屋や人と接しないような環境にするなどの選び方で、だいぶ賃貸生活のストレスが軽減されます。

日当りや窓の外にも注意して選ぼう!

賃貸の最低条件として、ストレスの少ない静粛性を第一に説明しました。続いて、案外こちらも見落とされがちな部分なのですが、日当りや間取りは意識していますか?

この部分に関しては、実際に下見をしてみないと本当にわからない部分です。部屋に足を運んでみたら日当りが悪かったり、日当りだけならまだしも、窓の向かい側がすぐ向かいのアパートの窓なんていうことも多々あります。こうなってしまっては、じゅうぶんに窓を開けることもできませんし、終始人目を気にして生活をしなければいけない事になります。賃貸生活も2年3年と長いですから、ここらへんもしっかりとチェックしておきたいですね。

特に、日光に当たらない生活を続けていると自律神経や体内時計が狂って、体調を崩しやすくなったりストレスが溜まりやすくなってしまいます。

引越してから重要なランニングコストの問題!

さて、賃貸選びで譲れないポイントは人それぞれ違うと思います。しかし、やはり最も重要なのは選ぶ段階よりも、実際にそこで長い間生活をするという点にあります。

引越してから毎月かかるコストとして、家賃のほかに電気代やガス代などの光熱費がありますね?これらも生活の大きな負担となりますし、実は賃貸選びによってランニングコストが大きく変わるって知っていましたか?

その一番違いが出るコストとして、ガス代があります。ガスには、大きく分けて「プロパンガス」と「都市ガス」があるのですが、同じガスでもプロパンガスのほうがはるかに高いのです。ガスを多く使用する冬場や、ガス暖房のある寒冷地方などでは、ガス代のダメージが大きくなりますから、なるべく都市ガスか、もしくはオール電化の物件を選べればベストです。都市ガスとプロパンではガス代に倍以上の差が出ることも少なくはありません。

ほかにも水道代が定額制の賃貸も非常に多いです。万が一の水漏れや、多く水を使う人にとっては定額制の方が安心ができるのではないでしょうか?

さいごに

賃貸生活を快適なものにするためには、こうした些細に見えるかもしれませんが、とても重要な部分を事前にしっかりと見極められるかが重要になってきますよ。契約時だけでなく、引越してからもずっと経済的で静粛性のある快適な賃貸生活をしていきましょう。