照明でお部屋がぐっと変わる!「テーブルランプ」「フロアランプ」のある暮らし
「灯りを変えると暮らしが変わる」と言われるように、インテリアの中で照明は大切なポイント。小さなランプでも、部屋の明るさに立体感が現れ、驚くほどの効果が!たまにはメインの照明を点けずに、ランプだけで過ごしてみるのもお勧め。
こんにちは、インテリアコーディネーターの林通子です。
夜の時間が長くなる秋から冬にかけては、外が冷え込むこともあり、暖かいお部屋でゆったり過ごす機会も多くなりますね。
ダイニングで食事をしたり、リビングでテレビを見たり、読書したりと、時間の過ごし方は人ぞれぞれですが、「灯り(照明)を変えると暮らしが変わる」と言われるように、インテリアの中でも、照明はとても大切なポイントです。
作り付けの照明器具を取り替えるのは大掛かりになってしまいますが、照明に少し手を加えるだけで、お部屋の印象はぐっと変わります。
今回は、そんな照明のポイントをいくつかご紹介しましょう。
お部屋の中で、メインの照明と言えば、天井付けのシーリングライトやダウンライトなどが多いでしょう。
必要な明るさでは、たいてい主となる照明器具で十分ですが、単一的に明るいという印象になってしまいます。
そこでお勧めしたいのが、照明をいくつか組み合わせる多灯使いです。
まずは、テーブルやデスクに置くテーブルランプや、フロアに置くスタンドランプなどを一つか二つ、お部屋にプラスしてみましょう。
テーブルランプというと、学習時のデスクや寝室のサイドテーブルなどで使うタイプと考えがちですが、最近はデザイン性の高いものや、おしゃれなランプがたくさん販売されています。
少し明るさをプラスしたいときや、個性を演出したいときなど、一つ置くだけで、灯りに新しい色合いや質感が生まれます。
ダイニングテーブルやリビングのローテーブルの上なら、食事やお茶の時間・読書などのくつろぎスペースに奥行きが出ます。
また、インテリアのアクセントになるように、飾り棚や窓辺に置くのもよいでしょう。
夜間はもちろん、はっと目を引くようなフォルムのライトなどは、昼間の時間でもフォーカルポイントポイント※になりますね。
※フォーカルポイントポイント…ある部屋や空間に入ったときに、まず最初に視線が集中する場所。
明るさも期待できるフロアランプは、テーブルランプと同様、簡単に移動でき、お部屋の中に一台置くだけでも存在感が出ます。
背の高いものは、ソファのそばに置くと、雑誌や本を読む読書にぴったりで、簡単に心地よい読書スペースに変身!また、観葉植物の近くに置くと、葉の印影が壁や床に広がり、お部屋が表情豊かなイメージのインテリアなります。
一方、丸い球形のようなランプや、行燈スタイルのような高さのない低めのものは、床全体に温かみが溢れ、落ち着いた空間を演出してくれます。
いきなりいろんなタイプのライトを用いるのは、なかなか難しいかもしれません。
そういう場合は、まず小さなランプからスタートしてみましょう。
小さなランプでも、お部屋の明るさに立体感が現れ、驚くほどの効果があります。
特別高価なものでなくても、プチプライスからロープライスのものなど、さまざまなタイプの中から、お好みのインテリアに合うサブライトとして、テーブルランプやフロアランプを選んでください。
たまにはメインの照明を点けずに、サブのランプで夜を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
もちろん、省エネ効果も期待きますが、ほんのりとした明るさ、ほの暗さも楽しむ、そんな時間がリラックスシーンを作ってくれるでしょう。
ぜひ、一度お試しください。
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京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)
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