【第64弾】「意味が分かると怖い話」怖すぎてヤバイ話6選(解説付き)

【意味怖】最新版!意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第64弾。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。短編も長編もあります。

執筆者: MI 職業:ライター

 

 

結末ヤバすぎ…

話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第64弾。
意味が分かると怖い話 第1弾~第63弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。

 

 

1.だいすきなひと

 

彼女はおっちょこちょい。
エプロンを付けながら、エプロンを探してた。

彼女はお寝坊さん。
朝のアラームは5分置きに10回もセットしてるんだ。

 

彼女は声が可愛い。
一人でいる時も、ビックリすると可愛い声出してた。

彼女は心配性。
家に帰ると必ず玄関のチェーンロックもかける。

彼女は怖がりさん。
夜中になるとびくびくしてる。

彼女は病気なんだ。
今日も薬を飲んでいる。

だいすきだよ。

 

解説

彼女は、ストーカーの存在に怯えて暮らしている。薬も精神的な薬。

語り手はストーカーで、今も覗いている、もしくは部屋の中にいる。

 

2.ケイタくん

 

ちょうど俺が20代前半位の頃、
俺はかなりモテていて調子に乗っていた。

ある日遊んでいた女の1人から電話がかかってきて
「妊娠した」と言われた。
俺は本命の彼女がいたし、そんなの責任取るつもりもなかったんだ。
女はくさるほどいたから名前と顔だって一致しない。
揉めたくはなかったから、お金を払っておろしてもらうことにした。

それから何年かたって
当時の彼女と結婚して、子供も生まれて幸せに暮らしていた。
娘のユリも大きくなったもので小学生になって
ユリの友達が家に来ることもよくあった。

そんなある日、奇妙なことが起きた。
日曜日昼くらいまで寝ていると、どうやら下にユリの友達とその母親が
遊びに来ているようだった。

 

しばらくすると嫁が俺の部屋に来た。
「ねぇ、あなたー。ケイタくんのママが、あなたにどうしても会ってみたいって言うんだけど
顔だしてくれない?」
「……ケイタくん?」
「あら、あなたのことじゃないわよ。ユリの友達のケイタくんよ(笑)」
「ああ…(笑)わかった今いくよ。」

 

俺は、文句も言わずリビングにいるケイタくんのママに挨拶した。

「いつもお世話になってます。ユリの父です。」

 顔をあげて、その親子の顔を見た瞬間ゾッとした。

 

「…うちのケイタと同じ名前なんですね。顔もそっくり…」

女は笑みを浮かべた。

 

解説

当時妊娠させた女で、子供は「俺」の子供だった。

 

3.さよなら

 

大好きだった彼氏にふられました。

他に好きな人ができたんだって。笑っちゃうよね。

昨日まであんなに「好きだよ」って言ってたのにね。

 

悔しいけどもう彼のことは忘れることにしました。

もう彼のことは思い出したくもないし、会いたくもないの。

 

時間も体力も使ってしまったけど、彼の全てを私の前から抹消しました。

これで私はもう彼とは一生会うことも思い出すこともないでしょう。

 

それでは、さよなら。

 

解説

「彼の全て」→彼自身も抹消してしまった。

 

4.入試

 

大事な入学試験の日に、寝坊してしまった。

あんなに一生懸命勉強したのに!

自転車ではとても間に合わないと思ったが、誰も送ってくれやしない。

 

仕方なく自転車を全速力で漕いで入試会場の教室へついた。

なんと奇跡的に間に合った。

 

落ちた。

 

解説

自転車で教室まで乗り込んでしまった。

 

5.女性客

 

郊外のビジネスホテルで働いて数日たった時の話。 

そのホテルは車でしか来れない場所にあって、大体のお客さんが男の一人客かカップルだった。

 

ある日の夜中、先輩と二人で受付に立っていると、

女の人が一人で宿泊しにきた。たしか夜中の2時くらい。

すごい綺麗な30歳くらいの女性だった。

 

俺がチェックインの準備しようとすると先輩が「代われ」と言って

俺を押しのけて接客し始めた。

(おいおいおい!美人だからってそんなにがっつくなよ笑)

俺はプッと吹き出した。

 

「お客様、申し訳ございませんが只今満室でして。」

 (は?)

その時は満室じゃなかったし、俺は今にも口出ししたかったけど

なんとなく黙って見てた。

 「そうですか…」

女性は、仕方なさそうにホテルを出ていく。

 

その後、先輩から宿泊を断った理由を聞いて、俺は青ざめた。

 

解説

深夜そのホテルに一人で来る女性は、大抵「自殺」目的だったから。

 

6.スグル君

 

俺が学生の頃の話。

木造のボロアパートで一人暮らししてたんだけど、ある日隣に親子が越してきたんだ。

20代の若いけど小汚い格好した母親と、3歳くらいの息子だった。

引越しの挨拶に来た訳じゃなかったけど、たまたま家の前で会って、あっちから声を掛けてきた。
「あ、お隣さんですよね?隣に越してきたAです。この子はスグルです。

もしうるさくて迷惑かけたらごめんなさい…。」

「あっ、いえいえ!気にしないので大丈夫ですよ。スグル君、よろしくね。」

 

その日からスグル君は俺に懐くようになった。

外で会えばいつも寄ってきて、俺に甘えてきた。

 

スグル君の声をうるさいと思ったこともなかったんだけど、

ひとつだけ気になることがあった。

 

スグル君の母親が仕事の時、たまにスグル君のおばあちゃんと思われる人が

隣の部屋に来ていたんだ。

そのおばあさんがスグル君を怒鳴る声が、ヒステリー起こしてて本当にうるさかったし

スグル君も大泣きしてて可哀想で、胸が痛かった。

 「スグル!何してんだよコノヤロー!」と荒い言葉遣いで怒鳴り、

ひっぱたくような声も聞こえる。

 

その声がでかすぎたからか、当時買っていたインコが「スグル!」と覚えてしまった。

 

すごい嫌だったけど、どうしようもないし人の家族に口出しできないし

仕方なく諦めていた。

 

でもある日、インコがこう言ったんだよ。

 

「スグル!コロスヨ!スグル!コロスヨ!スグル!コロスヨ!」

 

俺は隣の部屋へ向かった。

 

解説

おばあさんが「スグルコロスヨ」といつも言っていた。

 

 

さいごに

意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
これからも、どんどん紹介していくので、下の一覧ページをブックマークしてくださいね!

 

 

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 コラムニスト情報
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