就活生vs人事!オワハラ、圧迫面接、学歴差別…就活中によくある悩みと対処法
会社の人事と、就職活動中の大学生間でよく起きがちな問題とその対処法。オワハラや圧迫面接、学歴差別…新卒カードをブラック企業で消費しないための対応策とは。
華の新卒という立場を手に入れるため、大学三年~四年生は必至で就職活動を行っているかと思います。
早い学生だと、就活前に「インターン」という名目でアルバイトをし、既に入社希望の会社に目をつけているのだとか。
今や企業の面接や対応は、SNSによって容易にシェアされています。
妙な行いをしようものならすぐさまネット上に広まり、炎上してしまう近年ではありますが、まだまだ学生側の立場が弱いことも確か。
今回は、就職コンサルタント直伝の、企業の良し悪しの見分け方や、人事側の目線、就活で起きがちな困った出来事などをまとめてみました。
「趣味を仕事に」は間違っていないと思うのです。
努力しなければ続けられないこと。好きではないことを好きになるよう努力する。
果たして、それを仕事にして幸せになれるのでしょうか。
大企業でも、有名ではない大学の学生を採用することもありますが、そのカラクリとは。
仮に学校の格をA群、B群、C群、D群と4つのレベルに分類したとすると、ある大企業は、C/D群の学生について、エントリーシートの内容等は関係なしに選考のふるいから落としているというのが現状です。
限られた数の採用スタッフで、出来ることは限られていますし、その初期段階で優秀な(?)学生の囲い込みに遅れを取れば、人事部長にカミナリを落とされます。
転職者であれば脱出すればよいのですが、まだ右も左も分からない新卒でブラック企業に入社してしまったら、ダメージ回復が大変です。
就職サイトばかりに頼らず、オリジナリティのありそうな中小企業から学校に送られて来る求人票をよく見て、その会社に在籍しているOB・OGに、入社後のことを率直に聞いてみる。
これが一番のブラック/ホワイト判別方法です。
オワハラを受けるということは、「来ても来なくてもどちらでもよい」枠にされている可能性が大!
企業には企業なりの事情があり、その論理は企業ごとに異なりますので、そのオワハラのパターンにも、高圧的で悪質なやり方から、泣き落とし的に情に訴えるやり方まで、いろいろとあります。
脅しに近いようなオワハラをすると、ネット上に悪い噂が拡散してしまうリスクがあるため、普通の会社であれば、あまりえげつないことはやりません。
「オワハラ」の次は「サイレント」。
面接などの選考の不合格の結果を明確に伝えない、困った企業が増えているようです。
1ヵ月間に2度ほど問い合わせても反応が無い企業に対しては、早めに見切りをつけましょう。
ましてや、問い合わせに対して「こちらから連絡するまで、お待ちくださいと申し上げたはずですが…」などと言う企業には、こちらから手を引きましょう。
自己分析の悩みは、他人に意見を求めることで一歩前へ進むかもしれません。
少しは必ず会話する程度の知人というレベルが良いのですが、そういった知人に、自身のことをどのような性格の人物に見えるかヒアリングしてみるというのは、自己分析に大いに役立ちます。
かなり親しい友人でも、意外と自分でも気づいていない裏と表の両面を見抜いている場合があるので、とにかく自分の印象について聞けそうな人には、まず聞いてみるということが大切です。
志望動機と第一印象が悪ければ、その面接は突破できないと言ってよいでしょう。
1つ目は、「なぜ、この会社でなければならないのか」ということが、志望動機において、明快に語られているかどうか。
2つ目は、「この人と一緒に仕事をしてもよさそうだなぁ」と面接担当者に感じてもらえるかどうか。
この2つのポイントを面接担当者に訴求できれば、面接試験は合格します。
面接用の人格を作ってきてもダメ。
リシュ面というのは、履修履歴面接の略だそうです。
つまり、経団連は、昨今続けてきたエントリーシートを基にした面接はやめて、履修科目の成績表をベースに面接しましょう、と言っているのです。
理系vs文系は遥か昔から争いを続けていますが、今のところ有利なのは理系…?
文系頭脳しか持っていない人は、残念ながら理系頭脳を必要とする仕事はできないということです。
逆の場合はどうでしょうか。
たいていの場合、理系頭脳を持っている人で、文系頭脳を全く持っていないということはありません。
したがって、理系頭脳を持っている人は、文系頭脳を持っている人よりも、担当できる仕事の範囲は相当広くなります。
中学・高校から付属大学へのエスカレーター組は、きちんと理由を考えるべし。
「なぜこの大学の附属校から他の大学を受けずに、そのままこの大学に入ったの?」という学生はNo Goodです。
というより、書類選考で一番先に落とされるタイプです。
この場合は、自己PRの欄に、その理由をきちんと(面接時の突っ込みネタとなるように)書いておくことによって、書類落ち回避を狙うしかありません。
一生に一度の新卒カードですので、なるべく考え抜いて使用したいものです。
スキルや経歴も大切ではありますが、最後は「この人と一緒に働きたい」と面接官に思わせる必要があります。
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