酸っぱいみかんを甘くする裏技&甘いミカンの見分け方
みかんは甘い方が好きという方のために、酸っぱいミカンを甘くする方法と、甘いミカンの見分け方を紹介。果物屋やスーパーで選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
せっかくミカンを買ってきても、すっぱいとがっかりしてしまいますよね。
すっぱいほうが好きという人はいいのですが、どちらかと言うと甘いミカンを好む人のほうが多いと思います。
今回は、ミカンを甘くする方法をご紹介します。
ミカンが酸っぱくなる原因は、クエン酸という成分によるもの。
クエン酸が消費されればされるほど「酸っぱさ」が少なくなります。
酸っぱいみかんを甘くする方法
ミカンは揉まれるとクエン酸で揉まれた部分を修復しようとします。
そのため、ひたすら揉みまくればクエン酸がなくなっていきます。
揉み終わったあと、さらに2〜3時間放置すればさらに甘くなるでしょう。
ミカンを日光に当てると、ミカンの呼吸が激しくなります。
その結果クエン酸がたくさん消費されるので、ミカンが甘くなります。
ミカンを40°Cのお湯に15〜20分ほど浸けましょう。
その際ミカンが浮いてこないように、重し代わりに蓋をしておくのがお勧めです。
ミカンをお湯に浸けておくと、クエン酸を分解するアコニターゼという酵素が活性化します。
温めたあとは、冷蔵庫で1時間ほど冷やすと効果的です。
ミカンをレンジで20〜30秒ほど温めると、酸味を減らすことができます。
いわゆる「焼きミカン」原理ですね。
ミカンをそのまま丸ごと入れると爆発する恐れがあるので、あらかじめ何ヶ所か切れ込みを入れておきましょう。
チンしたあとに1時間ほど冷蔵庫で冷やすと、より果糖の甘みが強くなります。
このように、ミカンを甘くする方法はたくさんあるのですが、最初から酸っぱいミカンを見分けることができるのなら、そのほうが便利ですよね。
ミカンは基本的に、丸いほど酸っぱく、偏平であるほど甘いと言われています。
そのため、丸いみかんは避けたほうがいいかもしれません。
また、皮にデコボコがないミカンは酸っぱい傾向があります。
見た目はきれいで美味しそうですが、このようなミカンはたくさん水分を吸収しています。
水分が多いと酸味が強くなるので、避けたほうがいいでしょう。
せっかくですから、ミカンは美味しく食べたいですよね。
ミカンを買うときはしっかりと観察し、食べる前には甘くなる方法を試してみてはいかがでしょうか?
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