
気になる足の臭いの原因と対策をフットケアスペシャリストが解説。冬は特に、ブーツやスニーカーなどの靴ムレに悩む方が増加。足のニオイを消す方法を学びましょう。
こんにちは。フットケアスペシャリスト石井園子です。
前回の記事「足の裏がガチガチに固い原因TOP3!フットケアのプロが語る、硬い足裏を柔らかくすべすべにする方法」にておすすめした、足の保湿は続けていらっしゃいますか?
そろそろブーツが手離せなくなってきていますが、ブーツ愛用の方の悩みの一つに「足の臭い」があります。
この季節だけではなく、汗をかきやすい季節にも足の臭いが気になる方が多いようです。
今回は、その「足の臭い」についてアドバイスさせていただきます。
帰宅して靴を脱ぐと、鼻をつく臭いがするという経験をしている方は多いと思います。
自宅ならまだしも、会社のロッカーやお店のお座敷など、周りに人が居る場合には気になりますよね。
そんな「足の臭い」はなぜ発生するのでしょう。
原因の元となるのは、「足の汗」です。
歩くことなどで足の裏から出る汗は『1日にコップ1杯』、およそ200ccの汗が靴や靴下に染み込んでいます。
通常は歩くことで靴と足の間に隙間ができ、靴の中の換気ができて、靴の中は蒸れにくい状態になっているのですが、全てを除去することは難しいもの。
そして、汗の量や靴の形などで、上手く水分が外に出にくいこともあります。
特にブーツなどは、ふくらはぎまで覆うデザインになりますので、靴の外へ水分を排出することは難しくなります。
水分の排出が難しい靴の中は、足や靴、靴下に含まれる汗に雑菌が付くので、「足の臭い」が発生するのです。
このように、足や靴の中に雑菌が繁殖するために発生する「足の臭い」。
どのようにすれば、臭いを抑えることが出来るのでしょうか?
キーワードは「清潔」です。
この目的は、靴の中を乾燥させること。
直射日光が当たらない風通しの良いところで、靴の中を乾燥させましょう。
靴の中に乾燥剤を入れておくのもお勧めです。
足に余計な角質をつけない
足は、指まで丁寧に洗いましょう。
週に1回は、柔らかい歯ブラシやネイルブラシで、爪の横の溝や爪の中に入り込んだ汚れや、不要な角質を洗い流します。
そのことで、雑菌が繁殖しやすい環境をなくしていきます。
もちろん洗った後は、保湿を忘れずに。
お昼休みなど、裸足になれるようでしたら、足専用のシートやボディシートで、足の汗を丁寧に指の間まで拭き取るのも菌を増やさない方法の一つ。
制汗スプレーを使うのも一つの方法ですが、拭き取る方がすっきり気持ちいいのでお勧めです。
最近の靴下やストッキングはだいぶ丈夫になって、長く履き続けることがありますが、繊維に臭いが吸着してしまう場合があります。
それを防ぐために、洗濯する時に一手間。
つけおき洗いをしてみましょう。
臭い対策を心がけても、なかなか臭いが無くならない場合、水虫の場合も考えられます。
その場合は、必ず皮膚科を受診してみてくださいね。
「足の臭い」対策は、少し丁寧に生活してみることにもつながると思いませんか?
自分を大切にすることを、こんな事から始めてみても良いのかもしれませんね。
まだまだ肌の乾燥は続きます。
水分補給に肌の保湿。
しっかり続けてみてくださいね。
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