アボカドの「種」を食べる方法を紹介。あの大きな種には、1個全体の7割分も栄養が詰まっているので、美容と健康のためにも、丸ごとスムージーにして飲んじゃいましょう。
女子の好きなフルーツランキングで、毎回上位に入る「アボカド」。
それだけに、先日の「アボカドは人間以外の動物にとっては猛毒である」というニュースは軽くショックでしたね。
でも、人間女子には大丈夫。
今回は、特に栄養の高い「種の食べ方」もご紹介します。
「森のバター」と呼ばれるほど、栄養豊かで濃厚な味わいのアボカド。
多くの女子が大好きなのですが、どうやら食してOKなのは、人間だけの模様。
猫や犬は、下痢をしたり吐いたりするので、与えてはダメなのですね。
鳥類の場合、呼吸困難や心筋を損傷してしまうのだそう。
人間は大丈夫なのに、動物には悪さをするペルシンという成分。
これはまだ謎の多い毒素らしく、人間には無毒化できる機能があるのではないかと言われているようですね。
人によりアレルギーをもたらす場合もあるのですが、乳がんの治療薬として利用が提案されています。
物理化学的な性質は脂肪酸に似ており、殺菌作用があるそうです。
アボカドには脂肪分が多く、そのカロリーはフルーツのなかでMAX。
でもこれは、ほとんどが不飽和脂肪酸という善玉脂質。
よほど大量に食べ過ぎたりしなければ大丈夫です。
オレイン酸やリノール酸など、コレステロール値を下げる働きもあって嬉しい限りですが、これで留まらないのが、我らが女王アボカドの栄養価。
ビタミン類も豊富で、特にEやB群はたっぷり。
普段摂りづらいカリウムもしっかり含まれ、食物繊維などは言うまでもありませんよね。
コラーゲンを増やすだけでなく、抗酸化作用が高いため、細胞の老化予防にも一役買ってくれています。
ギネスブックに、世界一栄養の高いフルーツとして認定されているのはご存知でしたか?
おそらく捨ててしまう人が多いと思われる種には、1個全体の何と7割も栄養が詰まっているのだとか。
種の構造そのものを研究している人たちもおり、今後どんなサプライズが聞けるか、楽しみですね。
種の味は苦く、クセがあります。
種だけを単体で食べるよりは、ジュースやスムージーにして、実のほうも一緒に摂るのがお勧めです。
日当たりのいい場所で種を乾かし、乾燥させてから使うと扱いやすさ◎です。
乾燥させた種を適当にカットし、ミキサーかブレンダーで粉末にします。
ジュースまたはスムージー1杯分200cc程度に、種1/2個分くらいが目安です。
ジュースでもスムージーであっても、基本はその時の気分とお好みで、組み合わせを変えてみるといいですよね。
ベースにはミルクが合いますが、苦手な人はヨーグルトや豆乳にしても、さらにヘルシーにできます。
また、玉ネギのみじん切りを少量入れ、しょうゆを隠し味に小さじ1プラスすると、味が引き締まりgoodになります。
ウソ!と思ったら、ぜひ一度お試しを。
天然ゴムにアレルギーを持つ人は、アボカドでも症状の出ることがあるそうですので、心当たりのある方は、ご注意下さい。
「アボカドの種は、どうしてこんなに大きいんだろう?」と考えたことはありませんか。
その答えは、栄養がたっぷり詰まっているからだったのです。
ジュースやスムージーなら、毎日でも飲みたいですよね。
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