こんにちは、心理カウンセラーの小日向るり子です。

「デトックス」とは、もともと体内に溜まった毒素を排出する健康法のことですが、ストレスが多い現代社会では、身体だけではなく心をデトックスすることも大切です。

今回は、人生疲れたと感じた時の過ごし方を、「朝・日中・就寝前」と1日を3つに分けて、それぞれ心のデトックスに有効なことをお伝えしたいと思います。

「休みの日くらいゆっくりと朝寝坊したい」という気持ちはとてもよくわかりますが、今日はデトックス日と決めたら、天気関係なく朝は早起きをしてください。

晴れている日は、朝日を浴びましょう。

朝の太陽光には、心をリラックスさせる脳内物質である「セロトニン」を放出させる効果があります。

朝の日光浴は、10分ほどで効果が出ます。

ベランダに出て深呼吸し、軽く首や肩を回す時間で十分なのです。

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もし、デトックス日に雨が降っていたとしても「できないよね」と諦めないでください。

実は、リフレッシュ効果があるマイナスイオンは、晴れの日より雨の日の方が多く放出されるのです。

水を地面に落とした際に発生する微小のマイナス電気が、マイナスイオンの正体。

当然雨の日の方が多いのは、おわかりですよね。

どちらにしても、早起きをして外に出ることが大切です。

人によってストレス発散の仕方は違いますよね。

身体のデトックスだけを考えると、運動をしたり胃腸に負担をかけない食事をすることが大切ですが、心のデトックス日は「身体」にいいことにとらわれる必要はありません。

むしろ、「○○すべき」「○○しなければいけない」といったとらわれの心はNGです。

大切なのは、「自分の感情」に心地よいことをすることです。

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ラーメンの食べ歩きが好きな人でしたら、電車を乗り継いでラーメン屋さんのはしごをすることも良いですし、読書が好きな人でしたら、ゴロゴロしながら好きな本を読み続けても構いません。

眠くなったら昼寝をすることもアリです。

自分の心に正直に「心地よい、気持ちいい」と思う感覚を思う存分味わってください。

早起きして、好きなことをして過ごした1日も終わり。
寝る前になると、明日からまた仕事か…と憂鬱な気分になる方も多いでしょう。

ですが、せっかくの心のデトックス日ですから、こうした自動志向はシャットアウトし、1日の最後はポジティブイメージで眠りにつくように心がけてください。

一番良いのは、「次のデトックス日は何をして過ごそうかな」と楽しい未来に想いを馳せることです。

とは言っても、どうしても明日からの現実に心が向いてしまい、遠い未来を想像することが苦手な人もいますよね。

その場合は、「明日からまた仕事か」の思考が出てきた後に、「でも、また働いたらそのお金で今日のように好きなことができる！」と報酬型で考えてみてもいいですね。

これも、ポジティブ思考の1つです。

不眠、イライラ、落ち込み、大幅な食欲の増減、倦怠感、などが出てきたらストレスが溜まってきている証拠。
最近、心のデトックスはできていますか？

「当てはまっているかも…」と思われた方。

1日でもよいので、ぜひ「心のデトックスをする日」を作って実行してみてください。