閲覧注意!イカれたシリアルキラー(連続殺人鬼)が残した”狂気の名言”まとめ[海外編]

海外で伝説級の連続殺人鬼・シリアルキラーの信じられない名言をピックアップ。その異常性は、ある種のカリスマ性を持ち、小説や映画の殺人鬼モデルにもなっています。

執筆者: 雨宮あすか
はじめに

「シリアルキラー(連続殺人犯)」。

それは、人の世に定期的に出現しては、世間を恐怖の底へと叩き落とす、異常犯罪者を指します。

 

しかし、私たちにとっては信じがたい異常性も、シリアルキラーからすると日常であり、快楽であり、楽しいことであったります。

 

シリアルキラーは、多くの狂気的な言葉を残してきました。

ここでは、その一部をご紹介いたします。

 

 

ヘンリー・リー・ルーカス「殺人は息をするのと同じことだった」

アメリカ合衆国の連続殺人犯、ヘンリー・リー・ルーカスの言葉。

殺害数は300人オーバーと言われており、海外ドラマ「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士のモデルと言われている人物です。

 

ルーカスは10歳で飲酒を始め、13歳で窃盗罪で捕まり、14歳で初めて人を殺めました。

20歳になるとかつて自分を虐待していた母親も殺し、実刑40年の判決を受けましたが、服役中の態度が良かったのか予定よりもだいぶ早く出所しました。

 

しかし、その数時間後にはもう殺人を犯しており、ここから大量殺人が始まります。

殺す相手は手当たり次第で、殺し方はとても残虐なものでした。

アルバート・ハミルトン・フィッシュ「(殺害した少女の遺体で作ったシチューについて)美味かったよ」

アメリカで史上最悪の殺人鬼と呼ばれるアルバート・ハミルトン・フィッシュの言葉。

犯行が満月の日に行われたことが最も多かったことから、「満月の狂人」という異名を持ちます。

 

被害者の数は正確には分かっていませんが、1910年から1934年までに400人を殺したと自供しています。

釘を打ち付けた板を子どもに渡して自分の尻を叩かせたり、雑誌の恋人募集欄を読んで未亡人にSM行為を懇願する手紙を送っていたりと、殺人鬼になる前にもたびたび異常な行動を見せていたようです。

 

ペーター・キュルテン「私に残された最後の望みは、自分の首が切り落とされ、血飛沫を噴き出す音をこの耳で聴くことです」

近代シリアルキラーの原点、ペーター・キュルテンが、ギロチンによる死刑が執行される直前に残した言葉。

別名「デュッセルドルフの吸血鬼」と呼ばれていました。

 

9歳のとき、2人の友人を溺死させたのが初めての殺人でした。

青年期には、自分の雇い主である野犬捕縛者から、犬の虐待について教わります。

そして、彼のこうした暴力的な欲望をぶつける対象は、やがて犬から人へと変わっていきました。

 

愛する人と結婚し、上司や同僚からは有能で勤勉な労働者と評価されていましたが、裏で行っていた殺人は数え切れません。

 

ジェフリー・ダーマー「バラバラになった彼らこそが、本当の仲間のように感じられた」

ミルウォーキーの食人鬼と称された、アメリカの連続殺人鬼。

1978年から1991年にかけて17人の男性を殺害した後、遺体切断やひどい破損、性的暴行、食人など残虐行為を行ったことで、全米中を震撼させました。

 

酷く歪んだ性的傾向を持っており、子供のころからたびたびその異常性は確認されています。

彼は終身刑の後、他の受刑者からの暴行によりその人生に幕を閉じました。

 

テッド・バンディ「人間の生と死を支配したかった」

シリアルキラーの名称が作られるきっかけになったといわれる、アメリカの連続殺人鬼、テッド・バンディ。

若い女性や少女を次々と強姦、撲殺、屍姦、遺体破損など女性に対する暴力の数々を行いました。

 

にもかかわらず、そのハンサムさ、IQ160と言われる知能に惹かれた人々から、死刑執行までの間、多くのラブレターを貰ったとされています。

死刑執行後も彼の死を信じない人々が多数存在し、新聞の一面に死刑後の様子が掲載されました。

 

メアリー・ベル「大きくなったら看護婦になりたいわ。人に針を刺せるから」

シリアルキラーのほとんどが男性である中、当時11歳である少女、メアリー・ベルが口にした言葉。

3歳と4歳の子供を殺害したとして逮捕されています。

11歳のころからモラルというモラルが徹底的に欠如している美少女だったと言われています。

 

なんと刑務所釈放後、結婚し、すべてを隠したまま母親となり、今もマスコミの餌食になっているのだとか。

 

リチャード・チェイス「玄関の鍵が開いてるのは、やってもいいの合図だ」

アメリカの無秩序型連続殺人者、リチャード・チェイスのなんとも自分勝手な言葉。

カリフォルニア州サクラメント出身で、動物の血をたびたび飲み、遺体の血を浴び、ヨーグルトの容器で掬って味わっていたことから、通称サクラメントの吸血鬼と呼ばれます。

 

逮捕時、臓器や血液が部屋中に溢れかえっており、カレンダーには殺人予定がぎっしり書きこまれていたそうです。

 

重度の精神障害を患っており、抗うつ薬の大量投入により死亡しました。

 

フリッツ・ハールマン「俺にだって(人肉の)好みってもんがあるんだ!」

ドイツの元祖シリアルキラーで、大戦直後の食糧が不足していた市場にて、犠牲者の人肉を販売していた狂気の連続殺人犯。

市場で肉屋を営むほか、なんと警察に情報を提供する裏捜査員であったにもかかわらず、28人以上もの美少年に性的暴行を加えたのちに殺害し、遺体を激しく破損しました。

 

本人の供述によると、あと20人以上もの少年を殺害したとのことですが、遺体は見つかっておらず、「フリッツが少年たちの死体を切り刻み、売りさばいていた」という説が色濃く残っています。

 

警察当局は、そのあまりの異常性から、脳の構造を調べるため処刑後のフリッツの頭部を保管しています。

 

おわりに

 

まさに「事実は小説よりも奇なり」ですね。

中には、小説の登場人物のモデルになっているシリアルキラーもおり、その深淵の闇は、特定の人を惹きつけて止まないのかもしれません。

 

日本版はこちら。