話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第５弾。
「意味が分かると怖い話 第１弾～第４弾」よりもパワーアップしてお届けします。
読むか読まないかはあなた次第です。

 

 

私は、風呂でシャワーを浴びていた。
すると、リビングの方から一つの悲鳴が聞こえた。
私はすぐに風呂から上がり、素っ裸でリビングに向かう。

するとそこには、覆面を被った男と
体から血を流した父と母と妹の死体が床に横たわっていた。
覆面の男は私を見た途端、すぐさま窓から逃げ出し、私は顔を真っ青に染めながらその場に座り込んだ。 

 

死体は、父、母、妹の3人なのに、悲鳴は「一つの悲鳴」。

「私」が3人を殺し、シャワーで返り血を流している時に、たまたま覆面の男が不法侵入

→死体を見た男は、悲鳴を発した。

→男に見られてしまった「私」は青い顔をして座り込んだ。

 

 

ある日、仕事から帰宅するとポストに手紙が入っていたんだ。

『よんるいのまえきんおろす』
文の下には「文字から２を引く」とヒントらしきものが書かれていた。

少し考えたが、全く意味が分からず面倒くさくなって、そのまま寝ることにした。
翌日、僕は遺体で発見された。

 

『よんるいのまえきんおろす』をローマ字にして、2(ni)を引く。

 

yo n rui no ma e ki n o ro su
↓
yo ru no ma e ko ro su

 

「夜の前に殺す」

 

 

中学校に入ってから僕は、一人の男子にずっといじめられてた。
自分の持ち物に「死ね」と書かれたり、殴られたり、俺はちょっと鬱になっていた。

母は心配してくれたが、余裕の無かった僕は母にもあたってしまっていた。錯乱して暴力をふるうようになった。

 

凄く荒れ、母に暴力をふるった日の翌朝、顔を腫らした母が笑顔で

「今日は貴方の好きなハンバーグが入ってるから」ってお弁当を渡してくれた。

申し訳ないやら情けないやらで泣きそうになりながら、俺は学校へ行った。

けど、案の定その日の昼に奴が、昼食忘れたからって俺に絡んできたんだよ。

せっかく母ちゃんが作った弁当なのに、俺は殴られて弁当奪われてしまった。

「お前の弁当うめぇな」って言いながら全部食われたあげく空の弁当投げつけられた。

 

学校飛び出して悔しくて俺泣きながら家帰ったんだよ。
家に着いたら母ちゃんも、なぜか既に泣いてて、

初めて早退した俺に驚きながらも、強く抱きしめられた。翌日からイジメはなくなった。

 

暴力に耐えきれなくなった母は、息子の弁当に毒を入れ息子を殺害しようとした。

けれど、後悔して泣いていた。

 

弁当を食べたのは息子じゃなかった。

 

 

昨日は山へ足を運んだ。
今日は海へ足を運んだ。

明日はどこへ行こう。

私は頭を抱えた。

「手を焼いているんですか？」
と聞かれたので、振り向いてこう答 えた。

「どうも」

 

この人は、バラバラ殺人の犯人。

 

「どうも」⇒「胴も」

 

 

英会話の教室に通っていた。

ある日、英会話の先生からテスト用紙を配られたんだ。

 

問1：騎士にあって夜にないもの
問2：私
問3：陸にあってそしてにないもの
問4：学ぶにあって稼ぐにないもの
問 5：ヤードにあって急性呼吸器病にないもの
問6：開けるにあってペンにないもの
問7：あなた

俺の顔は真っ青だった。

 

問1：騎士にあって夜にないもの

騎士　→　Knight
夜　→　Night　＝　「K」

問2：私 →　「I」

問3：陸にあってそしてにないもの
陸　→　Land
そして　→　And　＝　「L」

問4：学ぶにあって稼ぐにないもの
学ぶ　→　Learn
稼ぐ　→　earn =　「L」

問5：ヤードにあって急性呼吸器病にないもの
ヤード　→　Yard
急性呼吸器病　→　ARD(acute respiratory disease) =「Y」

問6：開けるにあってペンにないもの
開ける→Open
ペン→pen =　「O」

問7：あなた U (本来はyou)

 

繋げて読むと

"KILL YOU" （あなたを殺す）　になる。

 

 

俺はずっと頭を抱えて悩んでいた。

お袋が部屋に入ってくる。悲鳴を上げて出て行く。なんなんだよ。

姉貴が部屋に入ってくる。白目をむいて気絶しやがった。

親父が部屋に入ってくる。一目散にドアを力任せに閉めやがった。

 

はぁ、うちの家族はみんな狂ってるみたいだ。

 

「頭を抱えて悩んでいた。」

 

抱えていたのは、自分の頭ではありません。

 

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