「金(ゴールド)」なるほど豆知識!GOLDの誕生と歴史雑学まとめ。 (1/2)
宝飾品だけでなく、金融資産・投資商品として注目されている金(ゴールド)の豆知識。経済の話題の中で、「有事の金」・「無国籍通貨」・「ラストリゾート」と呼ばれるその特性を解説。
世界各地で、古くから多くの人々を魅了してきた「ゴールド」(金)。
やまぶき色の魅惑的な色合いは、名のある権力者たちの心をも奪ってきました。
「ゴールド」のさまざまな呼び名や表情を覗き、少しだけ詳しくなってみませんか?
「金」の形成については、物理学者の間で議論されてきました。
有力なのは、超新星の爆発により「金」などの鉱物が放出されたとする説です。
その後さまざまな物質と結びつき、膨大な時間を経て地球の核を作ったとされています。
そして、何度も火山噴火を繰り返し、「金」はマグマと一緒に地表に噴出したと言われています。
人類が初めて発見したのは約7000~8000年前で、マグマが冷えて固まり砂金の状態だったのだとか。
何だか、壮大な地球のロマンを感じますよね。
宝石や鉱物の採掘には、膨大な時間と労力、そしてコストがかかります。
「金」はとてもレアな鉱物で、この6000年間に15万トン(17.5万トンとも)しか採掘されていません。
これは公式オリンピック用のプール3.5杯分で、採掘可能な残りの埋蔵量は、7万トン程度しかないといわれています。
「金」には宝飾品以外にも、マネーやコモディティ(商品)としての側面もあります。
世界共通の資産価値があり、各国政府が「外貨準備」という形で保有しています。
個人で持つ場合にも、固定資産税がかかりません。
デメリットは、金利がつかないことくらいではないでしょうか。
「金」は国際商品として、香港やNYのほかロンドン、チューリヒを中心に取引されています。
これらは世界4大市場と呼ばれ、それぞれ時差があるため、常にどこかの市場が稼働状態です。
このため「金」は24時間、眠らずに働いていると言われているのです。
今や日本人も欧米に倣い、自分の財産は自己責任で守らなくてはいけない時代です。
そんな中、万が一のリスクに備え、資産を分散して持とうとする人が増えています。
「金」の絶対価値は、リスクヘッジには申し分ないとされます。
経済の話題で「金」が取り上げられる際、よく見かけるのが次のような呼び名です。
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公私ともに海外経験が豊富。旅とゴルフをこよなく愛す「とりあえず離陸型」で、向こう見ずなところも。好奇心旺盛で情に厚く、人を楽しませるのが大好きな性格です。座右の銘は「遊心忘るべからず」。よろしくお願いします。
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