クレームよりキツイ!?デパート店員が明かす「お客様の困った行動」4選
デパート店員の立場から、クレーム並みに気になるお客様の言動を紹介!百貨店でお買い物をする時は従業員をフルに活用した方がいいみたい。
沢山の人が集まる場所で、気持ちよく過ごしていただくために。
実は、店員の立場からはこう見えている「商業施設でのNGな立ち振る舞い」を、百貨店勤務の筆者がご紹介します。
平日の空いている時間、ゆったりとお買い物を楽しんでいただいている時は、店員もお客様一人一人に丁寧に対応できます。
しかし、混み合っている店内で、次から次へと接客している場合、慣れている店員でも物酔いや人酔いをします。
お待ちの間は店内を見ていただいて結構ですが、混みあっている時は、できるだけ同じ場所にいてくださると見つけやすくなります。
ショッピングは、目新しい物が多く楽しいですよね。
お子様も、それは同じ。
むしろ大人よりも初めて見る物が多く、興味津々です。
そこでいつも困るのは、店員はお子様を注意できないこと。
走っているお子様などは「危ないよ」と制止しやすいのですが、問題はおとなしいお子様。
お子様の手は意外と汚れているもの。
ハナクソ食べちゃってる!
おやつのチョコやクッキーの他に、非常に言いにくいのですが、気付いている方が少ないようなのであえて直接的な言い方をすると、親御さんが見ていないところで、かなりのお子様が鼻くそを食べています。
その手で商品に触ろうとしていると悲鳴をあげそうになりますが、割れ物などではない限り「危ないよ」とは注意できませんし、「あなたのお子様が汚したこの商品を買い取ってください」とは言えません。
お子様の健康を守る意味でも、目を離さないでください。
指が乾燥していると、お札が取り出しにくくなりますよね、わかります。
混みあった店内などだと、次の方や店員にもお気遣いいただき、待たせないようにと指を舐めてお札やカードを取り出す方が非常に多くいらっしゃいます。
そのお札、受け取ったことはございますか?
かなり唾でしっとりしていて(カードだと濡れているのもわかったりして)若干怯みそうになりますが、指先で摘まむなどという失礼な受け取り方はできませんので、笑顔でしっかりと受け取ります。
「ごゆっくりで結構です」「私がお取りしましょうか?」「(お札を)数えましょうか?」「脱脂綿をどうぞお使いください」等、様々なご提案をしますが、遠慮される方がほとんど。
「この世で一番汚いものはお金」とも言いますし、お客様の健康にも決して良くはありません。
どうぞ遠慮しないでください(本気)。
残念ながら、お客様に不愉快な思いをさせてしまうことがあります。
そんな際は、またファンになっていただけるように誠心誠意お応えします。
ですから、粗相をしたスタッフを、気が済むまでお叱りください。
というのも、お帰りの際に、他の売り場や店内案内のスタッフにお叱りの言葉を伝えてくださるお客様が多いのですが、同じ店内とはいえ、粗相をした当事者でない場合は、お話を聞くことと、謝ることしかできず、お客様の希望に沿ったサービスができないのです。
逆に当事者であれば、お客様のご希望に沿うまで対応できるので、その場でどうぞおっしゃってください。
百貨店店員の使命は、お客様に気持ちよく過ごしていただくことです。
「やめてください」という意図があっても、お客様に恥をかかせない言い回しをします。
「私がやりましょうか?」という提案があった際は、親切の場合がほとんどですが、危険を察知している場合もありますので、遠慮せず店員を使ってください。
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可愛い物・甘い物・ファッション・ディズニー・ガールズトークが大好き+゚*。:゚+(人*´∀`)+゚:。*゚+.
お肉中心の食生活ですが、美容の研究のために、オーガニック料理ソムリエの資格を取りました。
元百貨店店員・営業職のスキルを活かして、エレガントな所作やコミュニケーションについても執筆してます。
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