ブラック会社の見分け方。ブラック企業にありがちな3つの特徴とは
ホワイト企業とブラック企業の見分け方をご存じでしょうか?離職率や社員の平均年齢、残業代など、転職者の実話をもとに、入社後に後悔しないための会社選びのポイントをご紹介します。
社員への待遇が酷いとされ、離職率の高い「ブラック企業」。
社員への待遇がしっかりとしていて、離職率の低い「ホワイト企業」。
入社を検討している会社は、ブラックなのかホワイトなのか。
新卒や転職者が最も気にする部分がここです。
会社は、1日の大半を過ごす場所であり、一度入るとなかなか辞め難いもの。
ブラック企業に入社したが最後、プライベートは殆どなく、メンタルを病んでしまうまで働かされたり、辞めさせて貰えない、または辞めるという選択肢すら浮かばなくなるほど心を壊されてしまう人も続出し、社会的な問題となっています。
その会社がブラック企業かどうかは、事前の見極めが非常に大切になります。
今回は、ブラック企業からホワイト企業に転職した方の実体験をもとに、見極めのポイントをお伝えします。
「若い人が活躍する職場です」
「若い世代が多く活気があります」
このような言葉を聞くと、どのような印象を抱きますか?
恐らく、多くの人が好意的なイメージを抱くことでしょう。
しかし、これはやや危険な兆候なのです。
30~40代の人は社内にいる?
もちろん、多くの若い人が活躍している会社は、素晴らしいことです。
しかし注意すべき点があります。
- 会社説明の時、「若い人が多い」という点だけを推してくる。
- 会社見学の時、30~40代の人がほとんどいない。
上記に当てはまるケースは、警戒が必要でしょう。
30~40代は、いわば、会社の中間層です。
この層がほとんどいないということは、その年代になる前に辞めている可能性が高いということ。
25歳前後の人ばかりで構成されている企業は、少し疑ってかかりましょう。
会社に洗脳されている可能性も…
会社の人と話をする際、若い社員が「わが社は素晴らしい」とやたら力説する場合は、危険信号です。
しかも、それが具体性のない内容であれば、危険度はさらに増します。
このような場合、会社から洗脳されているケースが高いためです。
スキルを求められる業種において「未経験歓迎」や「学歴不問」等のように、極端に募集条件のハードルが低い会社は要警戒です。
そのようにしてハードルを下げないと、社員が集まらないと考えられます。
さらに確認しておきたいのが、残業代についてです。
ブラック企業の場合、残業代について質問をすると、かなり高い確率で返答をぼかすと言われています。
明瞭に答えられない場合は、注意が必要です。
また、採用時の条件で、月収の幅が異様に広い場合も、ブラック企業である可能性が高いと言われています。
ブラック企業は、当然、ブラックであることを隠そうとしています。
そのため、正確な見極めはかなり困難でしょう。
しかし、それでも何か怪しいと感じるような企業は、自分の直感に従い、絶対に避けるべきです。
簡単に入社できそうだと浮かれず、冷静な目で判断して下さい。
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Latte Columnist
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