スママネ女子の特徴って? カードを使いこなして、新生活をより充実させよう
お買い物をするとき、あなたは現金派?、それともカード派? 各々にメリットやデメリットはあるかもしれないけれど、この調査結果を見れば、ちょっと考えが変わるかも。スマートマネー研究所が、買い物の支払い時に現金よりもカードをメインに使う人を「スマートマネーユーザー(スマートマネー男子/女子)」と定義し、彼らの意識や行動を定量調査した結果をご覧あれ。
スマートマネーユーザーの約4割が、コンビニの支払いにカードを使うなど、金額の大小に関わらず支払い(決済)の手段にカードを取り入れている、 脱現金派層であることがわかっている。そんなスママネ女子には、さまざまな特徴があった。
■「ポジティブ」で「社交的」な性格の人気者
スママネ女子の性格について自己分析結果をみると、「ポジティブ」かつ「社交的」な性格から、周りを惹きつける人間的な魅力を持ったキャラクターであることがみてとれる。しかも、「オタク」であることを自認しているというツッコミどころも兼ね備えているのが面白い。“友人が多く人気者”で“いまの自分にポジティブ”な姿勢が感じられる。
また、「ミーハー」、「派手好き」、「ブランド好き」など、場合によって嫌がられがちな項目の数値が低いことも特徴としてあげられるだろう。これらにより、スママネ女子は周囲から見て「自分らしさ」(自分の世界観)をしっかりと確立しており、その「親近感のわくカッコ良さ」は憧れの対象となっていることが予想できる。
■忙しい日常に適応して、ネットショッピングを上手に活用
『普段ネットショッピングをどれくらいの頻度で利用するか』という質問で、週1回以上利用と回答した割合は、スママネ女子43.2%に比べ、非スママネ女子は10.7%。同じ有職者でも、忙しい日常におけるスタイルにかなり差があることがわかった。
そこで、ネットショッピングにおけるスママネ女子の特徴を見てみると、 『ネットショッピングで購入したことがあるもの』を比較した場合に、どの項目においてもスママネ女子が非スママネ女子を上回る。差分の小さいものとしては、購入機会・目的が明確な「ファッション小物・アクセサリー」「旅行・宿泊施設」「洋服」がある。
一方で、差分の大きい商品ジャンルとして、「食料品・飲料」「ギフト」「家電・デジタル機器」「美容品・化粧品」「日用品」などがあげられる。これらの多くのように、日常的に必要、もしくはあると便利なものをネットショッピングを活用して購入しているという実態から、スママネ女子は、「時間を有効に活用しながら」「比較検討によりお金の無駄を省く」、スマートな買い物 (スマートショッピング)を実践しているようだ。
■非日常でも目的意識を持ちながらポジティブに行動。適応能力が高い
さらに、スママネ女子の適応力の高さを、非日常的なシーンの象徴的なイベントである海外旅行から読み解いてみよう。「海外旅行」は、スママネ女子と非スママネ女子の『この一年のうちに経験したこと』の比較で、最も違いが出た項目で、スママネ女子46.5%に対し、非スママネ女子31.2%である。
そこで、『海外旅行に行く目的』を見てみると、スママネ女子は「自分の成長」「現地の文化に触れる」「友人・知人に会う」など、目的が明確なものが多く、非スママネ女子は「ダイビングなどのレジャー」「視野を広げる」など、旅行の定番ともいえる項目が上位にあがった。
また、『海外に行く前に準備すること』を比較すると、「旅行先の文化や歴史を勉強する」、「Wi-Fi 端末や携帯電話など海外での通信環境を整える」、「緊急連絡先を確認する」の3項目においてスママネ女子は非スママネ女子のスコアを大きく上回ったことから、スママネ女子の“下調べや事前準備を怠らない積極性”と、“高い適応能力”が見えてくる。
これらの結果をまとめると、スママネ女子は、「ポジティブ」で「社交的」かつ、「いまの自分にポジティブ」で、ちょっと「オタク」というツッコミどころもあり、仕事仲間や友達を 惹きつけてやまないステキ女子と言えるだろう。
脱現金というライフスタイルを取り入れていることからもうかがえるように、スママネ女子は、忙しい日常も、また旅行など非日常においても、高い適応能力を発揮し、地に足をつけながら目的を持って生きている。
春になって、これから新生活を迎える女子としては、ぜひスママネ女子を見習いたいところだが、いかがだろうか?
■調査実施概要
・調査手法:インターネット調査
・調査地域:関東1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)
・実施日時:2013年1月11日(金)~14日(月)
・調査対象:20歳~34歳 未婚の社会人(有職)男女624名(スマートマネーユーザー/非ユーザー均等割付)
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