こたつで寝ると危険だぞ!頭痛やむくみ、脱水、疲れ…こたつで寝てしまうと起きる悪影響5つ
気持ちいい、でも実は超危険!こたつは寒い部屋の防寒対策として大人気。しかしコタツで寝ることは、身体の疲れが取れないばかりはお肌にも悪影響を与え、水分不足や風邪の原因にもなるのです。
冬の季節の風物詩である「こたつ」。
みかんを食べたり、猫を抱っこしたりしながら暖を取る光景は、非常に馴染み深いですね。
しかし、この心地良いこたつに、危険が潜んでいるのです。
今回は、こたつを使う上で気を付けたい点をご紹介します。
専門家の意見として「こたつから発される近赤外線は、肌に悪影響で、老化を進める可能性がある」というものが出されました。
紫外線よりも肌の真皮に到達する割合が高く、そのぶんお肌のたるみやしわなどを引き起こすという、ショッキングな内容です。
いわゆる「光老化」を予防するために、四六時中スッピンのままこたつに入り浸り…という状況は避けたいものです。
この「近赤外線」は、同時に、体を疲れさせる原因にもなると言われています。
こたつに入って寝てしまった時に起きる「気だるさ」の原因の一つは、この近赤外線によるものとも考えられます。
乾燥肌を引き起こす
こたつで眠ってしまうと、水分が奪われてしまい、乾燥肌になると言われています。
ご存知の通り、乾燥肌は、ニキビやシミ、ソバカス、シワの原因となるもの。
心地良い「こたつ」は、乾燥を招く原因の、意外な伏兵と言えるのかもしれません。
ちなみに、この「乾燥」は、電気毛布でも同じことが起こると考えられています。
加湿器などで湿度を上げるようにしたいものです。
前述したように、こたつは体の水分を奪ってしまいます。
こたつで寝ることで、水分が不足してカサカサになった体は、免疫力が低下した状態。
結果、乾燥していない時には撃退できるウイルスなどにも負けてしまうと考えられています。
風邪をひくリスクを下げるため、こまめな水分補給を心がけましょう。
夜、こたつで寝ていると、熱くなって寝ている最中にスイッチを切ってしまうこともあるでしょう。
しかし、徐々に室温も下がってこたつの熱気も奪われ、目覚めた時には、寒い部屋で冷え切ったこたつの中にいる状態。
このようなことも、風邪をひく理由の1つになっているのかもしれません。
肩周りにケープやストールを掛け、こたつを使用するようにしましょう。
こたつは、低温火傷を引き起こす原因にもなります。
平成27年の11月、消費者庁は、こたつによる低温火傷の例を報告しました。
件数はそれほど多くはないものの、高齢者がこたつのなかで就寝した際、足にやけどを負った、というものです。
この結果として、足の指の切断にまで至っています。
同様に湯たんぽやホッカイロでも、低温やけどの可能性は高くあります。
直接皮膚に当てる、同じ場所に長時間当てるなどの行為は避けましょう。
ご紹介したような低温火傷の事例は、こたつの普及件数に比べればわずかではあるでしょう。
しかし、高齢者や子どもの場合は、特にトラブルが起こりやすいと思われます。
心地良いこたつですが、気を付けて使用していきたいものですね。
|
|
Latte Columnist
|
|